
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 9人
- 募集終了日
- 2023年6月30日
木曽川と御嶽山の噴火
先日、 #NHK の取材を受けた「主」です。
木曽川とは切っても切れない関係である「砂」について取材を受けました。
「砂」はどこにでもあるものですが、大量に消費する事が出来なくなってきているものとなってきています。
砂はどこに使われているのでしょう?
一番よく使われているのが「コンクリート」です。
コンクリートは私たちの生活を支えている建築資材の一部です。
地盤補強、U字溝、用水路、河川整備、海岸整備、消波堤ブロック、波止場整備、建物の基礎や建物、橋、道路整備など多岐にわたって使用されています。
このコンクリートを作るのに必要なのが砂と砂利とセメントです。
コンクリートは明治になってから使用されるようになった建築資材です。土木や建築で大量に砂が必要となる時代が明治30年代以降生活様式の変化とともに訪れました。大正元年に木曽三川分流工事が竣工して以降、徳川幕府時代に築堤された御囲堤は役目を終えたという事で破壊され、その素材として使用されていた「砂」を売却したと伝え聞きます。なので、尾張西部には御囲堤はほんの少しだけ残っているだけとなっています。
砂は様々な分野で使用されています。
浄水資材として、砂場、溶鉱炉の冷却剤として、ガラスや太陽光パネルの原料として多岐に渡って使用されています。
木曽川には「祖父江砂丘」がありますが、そこでは毎年「サンドフェスタ」が開催されていますが、その為の砂の用意が難しくなってきています。
少しだけならば調達が出来ますが、大量となると入手が困難になっているのが「砂」です。
木曽川は「砂」が多い川です。その「砂」のおかげで大和蜆が多く生息していました。日本国内では主要産地として知られていました。今は大和蜆が殆ど取れません。
木曽川はとても水が豊かな川でもあるため上流にある「御嶽山」付近には発電用のダムをはじめダムがとても沢山あります。それだけではありません。愛知県の水道水として木曽川から取水しています。なので昭和に入ってからは下流域にはあまり水が流れなくなってきています。その為、砂と砂の間に細かい砂(シルトといいます)が溜まり蜆などの水生生物が生息するのには適さなくなりつつあります。細かい砂は水量が減ってしまった事もあり、伊勢湾へ流れ出にくくなってしまったのではないかと考えられます。蜆をはじめゴカイ、テナガエビなどが減少し、ウナギの大産地でもあった木曽川は産地ではなくなってしまいました。
これらの水生生物が激減した自然現象がありました。
先日、木曽川で3代にわたって漁をしている現役の川漁師さんからこんなことを聞きました。
「御嶽山の噴火のあとから蜆が取れなくなってしまった。噴火があった1週間くらいしたとき木曽川の水が真っ白となってしまった、それが何か解らないが硫黄じゃないかと思っている。上流にはダムがある。ダムには御岳の噴火のときの灰が堆積しているだろうからそのせいで水が変わって蜆やテナガエビが繁殖しにくくなってウナギが捕れなくなってきているのではないか。」
というものです。2014年に発生した御嶽山の噴火。登山者58名行方不明者5名を出した戦後最悪の火山災害が発生した噴火です。
まさか御嶽山の噴火の話が出てくるとは思いませんでした。しかし、川漁師さんとの話の中で「木曽川にある水制(ケレップ)で砂に埋もれている石積みが少しでも出てくるとテナガエビが戻ってくるかもしれない。」というのがありました。
その水制(ケレップ)は明治に行われた木曽三川分流工事の時に作られてものです。主は或事業を開始しています。それは「木曽川の埋もれてしまった水制(ケレップ)の発掘」です。
蜆などの水生生物が繁殖しやすい環境に戻すための一環でもあります。その事業を行うにあたり川漁師さんの協力を得ながら事業を行うことが出来る目処がつきつつあります。
しかし、おだい 旧水谷家はその明治の改修工事の時にどういう役割をしたのかが不明です。どっしりとした長屋門を構える旧家は木曽川の歴史の一部としてとても重要な水屋建築だと考えています。水害と共存した尾張地域の伝統的建造物として後世に伝えるべく調査が必要です。
主が取材を受けた番組ですが #NHK の「所さん!事件ですよ」です。7月13日23時からの放送だそうです。
リターン
1,000円+システム利用料

感謝のメール
返礼品は要らない、未来の子供達への贈り物としての寄付をしたいと言う方のお気持ちを頂戴したく思います。感謝のメールをお送りするだけとなりますが、進捗状況などのご報告はSNS等を通じてさせていただきます。事前予約にて見学(有効期限12ヶ月)をお待ちしております。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
3,000円+システム利用料

感謝のメールと木曽川の伏流水で作られた愛知県西部地域の地酒セット(300ml)
感謝のメールと木曽川の伏流水で作られた日本酒を送ります。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。このリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。
こちらのリターンは下記の酒類販売業免許を保有する
シチリ酒店(通信販売酒類小売業免許 : 名西酒167 林昌宏)
からご提供させて頂きます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
1,000円+システム利用料

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※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。このリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。
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シチリ酒店(通信販売酒類小売業免許 : 名西酒167 林昌宏)
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