シェルターだより（3月）

4月も上旬を過ぎたところですが、3月のシェルターだよりを投稿いたします。

 

千葉県は3月に入ってから少しずつ暖かくなり、猫たちは気持ち良く毎日を過ごせているようです。

 

暖かくなったおかげでエアコンの稼働時間も少なくなり、電気代の節約に繋がりました。

 

電気代に限らず最近は物価高でいろいろと大変ですし、節約できるところはなるべく節約を続けていきたいところです。

 

 

まず、1階の猫たちの様子ですが、みんな仲良く穏やかな日々を過ごしています。

 

特にえりちゃんとスカーは、寝る時も遊ぶ時もいつも一緒です。

 

 

みんなと仲良くしてくれるえりちゃんの優しい性格のおかげだとは思いますが、スカーに良きパートナーができたのは喜ぶべきことでしょう。

 

そんなスカーですが、アリスくんとも少しずつ打ち解けてきました。

 

オス猫同士ですので顔を合わせた時にちょっとした小競り合いはあるものの、お互いに敵意が無いことは伝わっているようです。

 

 

今後はスカーとアリスくんだけではなく、リビングの5匹が屈託なく心を通わせてくれることを祈るばかりです。

 

さて、2階のチャトラと流れキジも、毎日を楽しく元気に過ごしています。

 

チャトラと流れキジはリビングの子たちと違い、外にいる時から一緒に過ごしているのでもう7年以上の付き合いです。

 

 

そのせいか、やはりチャトラと流れキジの仲の良さを見ていると、他の子には無い絆の深さがあります。

 

それは外の過酷な世界を生き抜いてきた戦友と呼ぶべきか、それとも長く連れ添った竹馬の友と喩えるべきか、いずれにしてもチャトラと流れキジの間には阿吽の呼吸が通じています。

 

そんな2匹の静かな暮らしを眺めていると、私も時間を忘れてしまうような感覚に陥ります。

 

 

猫の考えていることや本当の気持ちは全く分かりませんが、長年外で暮らしてきたチャトラと流れキジには静かで穏やかな生活を送らせてあげたいと強く願うのです。

 

そして、高齢になった2匹がこれからも長く一緒にいられるよう、しっかりお世話していこうと思っています。

 

そんなチャトラと流れキジの暮らす部屋で、3月の下旬に思いがけないアクシデントが起こりました。

 

ある日の夜、いつも通りにチャトラと流れキジの部屋に入って照明のスイッチを点けたところ、全く反応せず部屋は暗いままだったのです。

 

しかも、部屋には何やら焦げたような匂いが漂っていました。

 

ただならぬ匂いに異変を感じた私は、急いで懐中電灯を持って室内を照らしてみました。

 

すると、照明器具が設置してある天井周辺に焦げ付いた跡が見られたのです。

 

 

どうやら天井からの雨漏りで、照明器具を繋げる部分がショートしてしまったようです。

 

私は今まで色々な賃貸物件に住んできましたが、雨漏りは初めての体験だったので驚いてしまいました。

 

ひとまず、その日は懐中電灯で何とか凌ぎ、翌日不動産会社に連絡してみました。

 

その後は修理業者がやってきて雨漏りの点検などをしてくれたのですが、4月現在でもまだ雨漏りは直っていません。

 

当然、部屋の照明も使えないままなので、修理業者が貸し出してくれた室内電球で何とか過ごしています。

 

 

古い家なのでいつか雨漏りするかもしれないとは思っていましたが、ついにその日がやってきてしまった、という感じです。

 

幸いにもひどく雨漏りすることはないので、チャトラと流れキジの生活には支障ありません。

 

早く元通りの生活に戻って欲しいところですが、簡単な修理では無さそうなのでまだ時間が掛かりそうです。

 

こうして、3月のシェルターでは猫たちが平和に暮らす一方で、私の人生初となる雨漏り事件が起こっていました。

 

4月は雨漏りの修理も含め少し忙しい日々になるかと思いますが、猫たちに余計な負担が掛からないよう、充分に気を付けていこうと思います。

 

では、また来月のシェルターだよりでお会いしましょう！