少しお話させて下さいませ…

これまでの長い間、

自分なりに保護したからには手を抜かず出来ることがあるうちは全力で対応してまいりました。

今回初めてクラウドファンディングという機会を知り、応募させて頂きました。

これまで“寄付・募金”というような形を個人が募ることが出来るということ自体を知りませんでした。

知人から教えてもらいこちらを知ったのですが、

それでもやはりどこか遠慮と言いますか、

上手く表現出来ませんが、

甘えてはいけない、

自分の力でやらなければいけないのではないかと思っておりました。

しかしながら

「費用の限界で助けてあげることに制限がある」

という辛さも感じておりました。

 

離婚後のシングルマザーである私は、

食べ盛りの中高生男子達とわずか数万円の国民年金のみの高齢母を養っている立場です。

家族と保護っ子達のために医療関係等で夜勤に入り、頑張ってきました。

もちろんこれからも頑張るつもりです。

ただ１つ、今回の応募を決めた理由には、

 

「まだ方法があるのに費用の問題で治療等を途中で諦めざるを得なかった子達が過去にも実際にいたこと」

 

 

これがとても辛かったことでした。

罪悪感でいっぱいでした。

 

そして、

保護による多頭飼育状態になりかけている現状にも、経済力がギリギリであるために、

じゅうぶんなお世話をしてあげるにも限界が来てしまいました。

動物達にかかる費用は当然餌代だけではなく、

トイレの数が足りなければ、

本来綺麗好きな猫達は排泄をためらう子も出てきます。

膀胱炎やストレス性の病気も発生させてしまいます。

老猫になれば、重病な子も出てきます。

本当なら捕まえられないほど元気に走り回っているはずの野良猫ですが、

目の前に現れてくれる子達は、

【怪我や病気や衰弱で動けなくなった子】達が多いです。

動物病院の費用は予想を遥かに超えます。

動物病院から毎度のように問われます、

 

「治療には◯◯円程かかりますが、

どうされますか？

やってみないと結果や効果はわかりません…

ただ、ここで治療を止めればお迎えは確実に来ます…」

 

「お願いします」

 

目の前には、

必死に生きようとしている子の“目”が、

こちらを見てくるのです。

 

【費用の問題で私が命の選択をしなければない瞬間】です。

 

 

頭のどこかに「無い袖を振るな」などというフレーズがよぎることもあります。

私なんかが偉そうに保護しても無責任なのではないかと、

罪悪感にさいなまれることもあります。

辛いです。

それでも、出会った子達を見てみぬふりで、

その場に置いてくるよほうがもっと辛いです。

私には出来ません。

 

【里親さんにお渡し出来ない子達も最期まで…】

 

こんな不甲斐ない私のわがままかもしれない保護活動ですが、

どうかこれからも続けさせて頂けないでしょうか。

 

目を通して下さってありがとうございます。

最後に、なんだかいやらしいのですが、

私のそれなりの“頑張り”を、

簡単に人様に頼ろうとは決して思っていないという気持ちをお伝えさせて頂きたく、

画像を添付させて下さい。

いやらしくて本当すみません。

最近(2022年11月頃〜現在まで)の、

動物病院に支払ってきました費用の一部です。

 

 

かかりつけのお世話になっている獣医さんが、

頻繁に必要な通院や費用の負担をなるべく抑えられるよう、

自宅での処置の方法も考えて頂いております。