フィンランド遠征(森村選手)

10月27～11月21日の約1カ月間、フィンランド遠征に行きました！

フィンランドのRUKAという所に滞在し、トレーニングを行いました。

今年は、雪不足の影響でコースも限られていましたが、ポール練習を行ったバーンはとても固いハードバーンでした。

最初の1週間は低速の基本練習や、フリースキーを中心に行い、徐々にショートポール、ロングポールとより実戦に近い形に展開していきながら練習しました。スラロームの練習を中心に行いましたが、日本では経験することができないハードバーンや、回転率の良いコースで、しっかり滑り込むことができました。

今回の遠征は、チームでアパートメント共同生活を送り、食事は当番を決め、みんなで買い物に行って交代にご飯を作りました。

スキーのみではなく、室内トレーニングの環境も整っており、ジムでウエイトトレーニングや有酸素トレーニングなども行いました。

遠征ではトレーニングはもちろんのこと、練習後のビデオチェック、スキーチューンナップ、共同生活の時間も含め、全ての時間をスキーのために使える貴重な期間です。どうやったらもっと速く滑れるのか、ワールドカップ選手とは何が違うのか、自分に足りないものは何かを常に考え、手強いコースコンディションに苦戦しながらも、毎日トライ＆エラーを繰り返し、怪我なく遠征を終えることができました。次回は中国に向かいます。中国でもたくさん滑り込み、レースの準備をしていきたいと思います！