3月14日（金）高田馬場駅付近で、女性が刺殺された事件で感じたことをZOOMで議論しました。

3月11日（火）に、女性配信者（ライバー）がファンであった男に刺殺される事件が発生しました。

この事件は、まだ分からないことが多く、色々な情報が錯綜しています。また、殺人は正当化されるものではありません。犯人の動機や殺人に至るまでについては、今後、司法によって明らかにされ、刑罰が確定していくことでしょう。

そのため、因果関係を議論するというのではなく、単純に「ファンやお客さんとのトラブルを防ぐにはどうしたら良いか」「対応に困る場合ことをされた時に、どう対処すると良いのか」そのような視点で、アイディアや意見を出し合うというのが今回の議論の場の主旨です。

お客様やファンとのトラブルなどを経験し、他人事ではないと感じた方は、ライバーさんに限らず、AV女優、風俗キャスト、キャバクラやガールズバーのキャストなど、様々な立場の方に多くいらっしゃるのではないでしょうか。

sinete代表理事の中山はショークラブに勤めていた時期、こんな経験がありました。

 私自身、20歳くらいのときに、誰かが家のベランダに忍びこみ下着を5〜6着盗み、約一週間後に下着に精子がついた状態で家のドアノブにかけて戻されるという事件の被害にあいました。 その時、ストーカーみたいな感情がもつれている人が複数人いました。私の対応が良くなかったこともありました。

結果の前には経過があり、どのような経過を辿るかで、結果をよりよくできるのではないか。

そのためのアイディアや考えをもちよろうということで、性産業で働く人が議論を交わす場を作ろうということになりました。

そこで、3月14日（金）22時半から、zoomミーティングを開催。

当日は急な呼びかけにもかかわらず、7人の方が参加してくれました。

 初めての試みで、どうなるものかと思ったのですが、潜在的に同じ悩みを持つ人達が集まることで、議論しあい、建設的なやりとりができました。

トラブルを避けるためのヒントになるような発見もありました。

今後も、関心度の高い事案が起きた際には、緊急MTGのようなことができたらと思っています。

sienteは、月1回の勉強会に限らず、性産業で働く人たちにとって有益な情報の発信や、機会の提要を今後もしていきます。どうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。