ミャンマー中部大地震 命をつなぐ給水支援と医療支援を継続!

支援総額

884,000

目標金額 10,000,000円

支援者
63人
募集終了日
2025年10月6日

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2025年10月13日 22:56

【ご支援くださった皆さまへ】第二弾クラウドファンディング活動報告(最終報告)

(25年10月14日追記:帰国して各種団体と調整を続けておりました林と大幅加筆のうえ、最終の活動報告とさせていただきます。お時間のある時にお目通しいただければ幸いです。)

 

第二弾クラウドファンディングにご支援・ご協力をいただいた皆さまへ、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、この数ヶ月間、私たちはミャンマー・ザガインにおいて「命の水」と「医療支援」を途切れさせることなく続けることができました。

▸ 給水事業 ― 現地に残る仕組みを築いて

戦闘とテロの頻度が高まる中でも、2基のソーラー駆動型水製造システムを市内に設置することができました。マルタ島騎士団の協力で設置したSakumoパゴダの拠点では1時間あたり2,500リットル、UNICEFの協力で設置したShweKhonGyiパゴダの拠点では、1時間あたり5,000リットルの飲料水を製造し、地震被災者、内戦避難民約5万人の人々の命を支えています。

地震により電力インフラが崩壊、内戦のため燃料の輸送と備蓄が禁止され、発電機の運用もできない環境の中で、太陽光発電による飲料水製造・給水システムのインフラを実現できたことは、地域にとっても大きな希望です。さらには、当団体とともに歩んできた地元コミュニティーによるシステム運用、管理も可能になりつつあります。

 


▸ 医療活動 ― 命と暮らしをつなぐ最後の現場

内戦の渦中、医療チームは最小限のスタッフで活動をしています。

訪問診療による、脊椎損傷のため寝たきりとなった患者への褥瘡治療、骨折・脳梗塞患者へのリハビリ・生活支援、内戦地域より逃れてきた栄養失調の子ども、重症患者への治療など、できる限りの支援を現在も継続しております。

地震発生から半年以上、内戦勃発から3年以上が経ちました。日本においては、25年12月に行われる選挙以外の報道は限定的となってきていますが、多くの命が地震・内戦関連死で失われ、引き続き多くの人々が苦しい生活を余儀なくされています。

 

そうした中でも、脊椎損傷後の褥瘡から回復した患者さんが見せてくれた笑顔や、脳梗塞の家族を抱えて倒壊した家屋の床下で生活せざるを得なかったご家庭の生活改善など、不安な暮らしの中にも垣間見えた希望は、活動の甲斐を感じさせる瞬間でした。

 


▸ 現地連携と国際機関からの評価

UNICEFおよびマルタ島騎士団は、私たちの水製造設備や給水活動、公衆衛生活動の運用体制を高く評価し、マニュアルや動画のミャンマー語版作成を正式に依頼。そして訪問診療・リハビリ活動においても更なる活動を連携してほしいとの打診を受けています。

これは、皆さまのご支援を通じて築いた取り組みが、現地に根づいた実践モデルとして国際的に認知された証でもあります。

 


▸ そして今

目標金額には届きませんでしたが、皆さまのご支援一つひとつが確かな形となって、命を守る現場を支えてきました。

 

現地では今も戦闘や不安定な情勢が続いていますが、ザガインの2つの拠点では、地元の人々による給水が毎日続いています。現在、内戦の最前線500m、川から10㎞離れた仏具を作る鍛冶・職人が集まるDatPaungSuパゴダに新たな飲料水製造拠点を建設中です。また、住居をなくした4,000人の被災者のための仮設住宅に、井戸を掘り、飲料水製造と生活用水の供給システムを構築していきます。

 

これらが、私たちが残したいと願った「支援の持続的なかたち」です。

私自身も医療活動を続けています。糖尿病を抱え、インスリンを打ちながらの活動ではありますが、それでも「もう一人でも、救える命があるなら」との思いで、仲間たちと前に進んでいます。

 

▸ 最後に

 

第二弾プロジェクトはここで一区切りとなりますが、現地では引き続き、水と医療の両輪での支援が続いていきます。

 

25年11月4日(火)には、ミャンマー人々が、そこを訪れれば極楽浄土のような国、日本に戻ってこられると祈りをささげる、「鎌倉大仏」で有名な高徳院にて法要を行います。内戦被災民や孤児たちの避難先となり衣食住と教育を提供するザガインの修道院の被災復興、ミャンマー大地震・内戦被災者慰霊、そして内戦終結と平和を、ミャンマー僧侶と共に祈念します。

 

今年は戦後80年となりますが、当時のビルマでは、インパール作戦にて多くの日本兵、そしてミャンマー人が命を落としました。今回の内戦で、ザガインに建立された、慰霊の仏塔も崩れてしまいました。崩れた仏塔・お墓の欠片を現地の寺院から分けて頂き、それらを砕き顔料とし、梵字仏を描くUmi Doodle女史にお願いした阿弥陀仏を、奉納いたします。

 

皆さまからのご支援が、現地スタッフの力となり、子どもたちの希望となり、地域の未来につながっています。

改めて、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

プロジェクトチーム一同

 

リターン

3,000+システム利用料


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感謝メッセージと活動レポート(PDF)

プロジェクトへのご支援に感謝の気持ちを込めて、林医師からの感謝メッセージと、現地活動の様子をまとめたレポート(PDF)をお送りします。

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

10,000+システム利用料


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活動レポート+ビデオメッセージ+八角パッケージ(希望者)

活動レポート(PDF)と、林医師からの現地ビデオメッセージ(限定リンク)をお届けします。
さらに、希望者には林がミャンマーで推進してきた八角(スターアニス)を、小パッケージでご送付します。

※食品輸入届と食品検査が完了して国内輸入済の八角を活用します。
※八角の発送時期は26年6月頃です。詳細については、26年4月までにメールにてお知らせいたします。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

3,000+システム利用料


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感謝メッセージと活動レポート(PDF)

プロジェクトへのご支援に感謝の気持ちを込めて、林医師からの感謝メッセージと、現地活動の様子をまとめたレポート(PDF)をお送りします。

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

10,000+システム利用料


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活動レポート+ビデオメッセージ+八角パッケージ(希望者)

活動レポート(PDF)と、林医師からの現地ビデオメッセージ(限定リンク)をお届けします。
さらに、希望者には林がミャンマーで推進してきた八角(スターアニス)を、小パッケージでご送付します。

※食品輸入届と食品検査が完了して国内輸入済の八角を活用します。
※八角の発送時期は26年6月頃です。詳細については、26年4月までにメールにてお知らせいたします。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月
1 ~ 1/ 5


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