よくある質問「初対面の５人でホントに直ぐにできるのですか?」

五大陸ユニットの誕生について、「初対面の５人でホントに直ぐにできるのですか？」

と、たくさんの方々から質問をいただいております。

確かに容易くないと思います。でも、このことに関しては私たちチーム“realove”の自負するところです。

 

今回とほぼ同じような流れで、かつて何回かパリでのレコーディングをしております。

まずはミュージカル・ディレクションが先行して、それに基づきアーティストの人選を行います。

アーティストはいつも民族・国籍は混じっていて、今回の特殊性は一人一人が全員民族・国籍が異なるというだけのことです。

そこが今回は重要としているのですが、私たちにとっては何ら困難なことではありません。

 

選出されたアーティストには事前にミュージカル・ディレクションを伝え、指針となるべく譜面が渡されます。

同じくレコーディング・エンジニアには口頭でのミュージカル・ディレクションが伝えられます。

それを受けてエンジニア/及川公生氏はレコーディングプランを立てようとします。が、ミュージカル・ディレクション(方向性)ですから、雲を掴むようなものです。しかし、ここからが及川氏の真骨頂、パリに着き、リハーサルスタジオに行って、初めて具現化した音を聴き、閃きの如くプラン(マイクアレンジ)を頭の中で組み立てるのです。

おっと、アーティストもここが初対面でしたよね。彼らも、自分以外のメンバーの音に即座に自分の音を乗せるわけです。戸惑いは、音が鳴り次第一瞬一瞬で消えていきます。= 音楽が生まれて行きます。

これでもう翌日のレコーディングスタジオでは、朝一番に、及川氏の頭の中のプランに沿ってフロアには編成楽器やボーカルの立ち位置が配され、それぞれの楽器に最適なマイクロホンが立てられるのです。数十分の作業です。

音を出し始めてからも、ミュージシャンは１曲程度鳴らしているうちにそのスタジオの空間の響きを捕えます。

及川氏は参加ミュージシャンの「鳴り」とスタジオの空間の「鳴り」とを同時進行で捕えます。

このスピードなので、１時間もあれば本番スタートとなります。そして、アルバム１枚分が１日で収録できます。

今回はボーカルという最も繊細な楽器ですので、２日用意致します。

たくさんの経験を積んでいる我がチームですので、スタッフは問題ありません。

ミュージシャンはこれに耐えうる人材が選出されます。

スタジオは最も経験の多いサンジェルマンのLes Studios Saint-Germainを使います。

 

緊張感と達成感が行き来する充実した時間を是非ご一緒してください。

https://readyfor.jp/projects/19471