「希望のまち」建築の、入札結果...

前回の活動報告で、「希望のまち」がいよいよ建築の入札に進んだことをお知らせしました。

建設する救護施設は社会福祉法人である抱樸が行いますが、「入札」というステップを踏まなければならない決まりとなっています。

4月18日の公告に対して応募があり、5月29日に入札が行われました。

そして開札の結果、入札額が予定価格の12億円を上回ったため「不落」、つまり「不成立」となりました。

このことを、心寄せてくださってる皆様にご報告しようと、6月5日北九州にて、6月7日には東京にて記者発表を行いました。

東京の会見には、設計の手塚貴晴さん+手塚由比さんも同席くださいました。

会見の様子はこちらを御覧ください。

ご支援を頂いた皆様へは、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。
奥田理事長はじめ、わたしたち関係者も大変ショックを受けております...

しかし、これは「現時点」での報告です。
わたしたちは決して「希望のまち」を諦めていません。

「希望のまち」が必要であることに変わりはなく、むしろ「福祉施設が建たない」までに至っている日本の状況からして、困っているのは私たちだけではないはずです。だからこそ、「1日も早く希望のまちが必要だ」との気持ちを強くしています。

皆様から託していただいた思いを必ず実現できるよう、再入札へ向けて設計や資金計画の見直しなど、あらゆる面の検討を進めております。

会見でお伝えいたしましたとおり、再入札に向けてはいくつもの手続き・調整が必要です。検討している間にさらに物価があがってしまうことを心配しつつも、今しばらくの時間が必要であることをご理解いただければと思います。準備が整いましたら、ご報告させていただきます。

NPO法人抱樸は、社会福祉法人抱樸とともに「希望のまちプロジェクト」の施設建設を支えていきます。また、建設後の活動にも資金が必要です。
これを支えていただく仕組みとして、毎月定額の寄付ができる「ほうぼくサポーター」があります。
READYFORアカウントでも「ほうぼくサポーター」に登録が可能です。

https://readyfor.jp/projects/houboku_supporter

「希望のまち」実現のための応援の形のひとつとして、ご検討頂けたら幸いです。