クラウドファンディングにかけるアツい想いpart６!!

【特集】

クラウドファンディングにかけるアツい想い

Part6！！

今回はなんと、東京経済大学教授、兼AAEE代表理事の関昭典先生にアツい想いを語っていただきました！

４月、勤務する東京経済大学のゼミ学生たちから「クラウドファンディングに挑戦したい」と言われたとき、私は乗り気ではありませんでした。文書作成で10連休がすべて潰れてしまうし資金目標達成に苦労することは知っているし、大きな責任も伴うので。しかし、彼らは密かにネパールの人たちと連絡を取りながら文書をほぼ完成させ、クラウドファンディング運営会社との交渉も終え、「あとは先生のゴーサインを待つだけです」と迫ってきました。彼らの本気の目を見てもはやストップをかけることはできませんでした。活動内容や文章の書き方に改善すべき点はあります。しかし、若者の「内向き」志向が嘆かれる昨今、世界の問題に目を向けようとする彼らの姿勢に感銘を受けました。「日本―ネパール国際学生サミット」という壮大な企画にも驚きました。彼らはゴールデンウィークも夏休みも、必死に資金集めに取り組み、ネパール・日本の教育、貧困問題を学んでいます。「これは応援してあげないと」。

応援するシャムロックスクールは、２００６年の開校以来私も関わらせていただき、２００７年からは毎年日本の学生が訪れ交流を重ねています（創設者、校長、支援する団体や人々もよく知っています）。２０１５年（ネパール地震発生）からは、学校の若手教師たち（若手しかいない笑）が関ゼミ生やＡＡＥＥ学生と友情を深め、共同で地震復興活動を主導しました。今や「メロサティ・プロジェクト」はネパールの学生の間で有名な国際交流プログラムに発展しました。

「国際支援」の難しさは学生たちにしっかり伝えています。人様からお金を頂くということの責任も何度なく説いています。それでも彼らは絶対にやり切り「人の助けになりたい」と頑張っています。

自ら「やりたい」と言い出して本気で取り組む活動を適切にサポートすることで、学生は飛躍的に成長します。どうかご協力よろしくお願い申し上げます。