山車小屋の改修を契機にふるさと三国の伝統文化を未来へつなぎたい
山車小屋の改修を契機にふるさと三国の伝統文化を未来へつなぎたい

支援総額

1,378,000

目標金額 1,200,000円

支援者
30人
募集終了日
2022年7月21日

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2022年05月28日 01:56

クラウドファンディング5日目

松ケ下区の山車名鑑① 昭和33年「堀部安兵衛」

 江戸時代前期の武士で赤穂浪士四十七士の一人。

 この写真は、現在松ケ下区に残る最も古い写真の一つです。写真中央に写っている方は、山車の車軸に使用する鳥もちの取り扱いを私たち青年団に指導していただいた大先輩です。(車軸と車輪の間には昔から鳥もちを潤滑油として用います。工業用のグリスでは、根巡行中の激しい車輪の動きで発熱してしまい、途中で溶け落ちてしまい、車軸を痛めてしまいます。この鳥もちは、鶯色をしており、常温では大変硬い粘土のようなものです。水を張ったバケツの中に取り出し、人の手の温度で少しずつ柔らかくしていきます。両手で長く引き伸ばし、千切れる寸前まで伸ばした後、車軸に薄くまんべんなく貼り付けます。この時、千切れてもよいので、薄く車軸に貼り付けないと、この後車輪を通した時、奥のほうに鳥もちが押しやられてしまい、車輪が奥まで入らなくなります。車輪が車軸の奥まで入らないと、くさびを打てず車輪を固定できません。(下の写真参照)慣れないうちは何度も車輪を抜き取り、鳥もちをはがしてやり直しをしました。大先輩や役員の方々が何度もやり直す青年団に、笑いながらも丁寧に指導していただいたことを懐かしく思い出します。また、祭り後は、荒縄に灯油をしみこませ、車軸に巻き付け、二人一組で車軸をこすりながら、鳥もちを落としていきます。灯油を使用するため、作業後に手が荒れてしまったことや、ドロドロになり細かい塊になってもしつこく手にまとわりついた鳥もちも今では懐かしく思えるのは不思議なものです。)

 3年に一度山車を奉納していた頃でさえ、苦労した鳥もちの取り付け技術を7年に一度しか奉納することができない次の世代の青年団員に引き継いでいくことも大切な文化継承であることを実感しています。

昭和30年に奉納した松ケ下の山車「堀江安兵衛」と武者人形が電線に引っかかることを防ぐため、竹でできたT字型の竿で電線を吊り上げる仕事(通称「電線マン」)をしている3人の青年団員の写真

 

車輪と車軸をつなぐくさびの写真と、熱でドロドロに溶けだした鳥もちの写真

 

 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

○感謝のメールを最初の1年間、4回程度、四季折々の三国町の様子とともに送らせていただきます。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


町内の玄関飾りへの川柳(俳句)掲載

町内の玄関飾りへの川柳(俳句)掲載

○感謝のメールを最初の1年間、4回程度、四季折々の三国町の様子とともに送らせていただきます。
○町内の玄関飾りへの川柳(俳句)を掲載させていただきます。(最初の1年間、4回程度)掲載した作品の様子の写真をメールにて送付します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

3,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

○感謝のメールを最初の1年間、4回程度、四季折々の三国町の様子とともに送らせていただきます。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


町内の玄関飾りへの川柳(俳句)掲載

町内の玄関飾りへの川柳(俳句)掲載

○感謝のメールを最初の1年間、4回程度、四季折々の三国町の様子とともに送らせていただきます。
○町内の玄関飾りへの川柳(俳句)を掲載させていただきます。(最初の1年間、4回程度)掲載した作品の様子の写真をメールにて送付します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月
1 ~ 1/ 9

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