タンザニアの人々に絵本を届けてきました

　皆様のあたたかいご支援とご協力のおかげで、当プロジェクトの目標の１つめである【タンザニアで絵本謹呈：タンザニアの小学校４校と、ニョタに関係する子どもたちに手渡しで絵本を届けたい】が実現されました。

　2019年から世界中に広まった感染症のために、多くの国が入国制限をとり、渡航禁止となりましたことは皆様もすでにご承知の通りだと思います。タンザニアも例外ではなく、渡航できない日々が続きましたが、今夏、２年半ぶりにタンザニアの地を訪れることができました。
　2022年8月上旬から9月中旬にわたり、小学校やニョタに関係する人々をはじめ、多くの方々に絵本を届けてまいりました。やさしい色使いでニョタの世界を描いてくれたイマンジャマさん、絵本のモデルとなった椿さん、タビアさん、ニョタの音楽グループのリーダーであるジョセフさんに寄贈しました。

 

 

 

 

 

 

　当初の計画通り、マジェレコ小学校、ムベルズング小学校、チナンガリⅠ小学校に寄贈し、それ以外にも多くの小学校に寄贈させていただきました。寄贈先は以下の通りとなります。

　　　イマンジャマさん　　…17冊
　　　椿さん　　　　　　　…18冊

　　　タビアさん　　　　　…１冊

　　　ニョタの音楽グループ…８冊

ドドマ州マジェレコ小学校　…９冊

　　　マンジランジ小学校　…９冊

　　　ムベルズング小学校　…９冊
　　　チナンガリ小学校　　…９冊
　　　マハタ小学校・マジェレコ中学校…１０冊

イリンガ州キバオニ小学校　…２冊

　　　キブグア小学校　　　…２冊

　　　イフンダ小学校　　　…２冊

　　　ラハレオ小学校　　　…２冊

リンディ州　ルタンバ小学校…２冊

　　　マロロ小学校　　　　…２冊

　　　キジウェニ小学校　　…２冊

 

　上記の他に、ドドマ州の元教師の方へ１冊、イリンガ州の子どもの保護施設に２冊、協力者の方々を通して小学校・図書館・幼稚園へ15冊、応援してくれた同地域の音楽グループ シンバに1冊、イフンダ地区教育担当職員1冊、リンディ市職員1冊、JICAタンザニア事務所1冊、在タンザニア大使1冊、その他協力者7名の方にそれぞれ１冊ずつ、計134冊を寄贈することができました。

 

 

　小学校の子どもたちからは、絵本のお礼として、日本の子どもたちに遊びにきてもらって、タンザニアの野生の果物を紹介したい、と嬉しい言葉をいただきました。

 

　チナンガリ小学校では、絵本について現地ドドマで調整してくれているMicheal Chimosa さんが絵本に触発されて、小学校に絵を描くことを自ら起案し、なんと17校で実現されました。子どもたちは、小学校が好きになったそうです。写真の小学校は外壁に描かれています。青い空と白い雲、黄色の壁に描かれた絵がなんとも素敵ですね。

 

 

　皆様のご協力のもと、タンザニアの子どもたちに絵本を手渡しするができました。本当にありがとうございました。
　次は、もう1つの目標である「日本の子どもたちに読み聞かせ」を実現したいと思います。