「睡眠出張講座」ご報告① 尾道市立向島中学校

ご支援・応援くださったみなさま

 

第一回目の睡眠出張講座が終了しましたので、ご報告いたします。

＊写真は先生の許可をいただき、生徒さんの表情もそのまま掲載しております。

 

訪問先｜広島市立向島中学校

日　時｜2016年5月26日

 

初回の訪問先は島の中学校。

「もしや反応がなかったらどうしよう…」と一抹の不安を抱きながら、いざ出発です。今回は尾道市立向島中学校へ行ってまいりました（写真１）

 

●写真１　中学生用パッフレットは、こんな感じで、書き込み式に仕上げています。

 

 

今回は主に運動部に所属している中学生、男女27名です。

陸上部、野球部、サッカー部、卓球部、テニス部をはじめ、ブラスバンド部や美術部、社会科学技術部など、学業も部活動もがんばっている生徒たちです。

 

「睡眠講座」だけですと、座学でつまんね〜となりかねないので、タイトルは「夢を叶えるすいみん法！」にしました。睡眠はメリットがいっぱいということをお伝えし、「よし、今日は早く布団に入って、夢叶えるぞ！」と思っていただけるように工夫をしました（写真２）

 

●写真２　睡眠健康指導士の言葉に耳を傾けながら、できるだけ情報を書き留めようとする彼ら。２か月かけて仕込んだ講座が、泣いて喜びました。

 

 

中学生ですから、できるだけ話にテンポを持たせ、参加型の内容としました。部活動をされている生徒さんが多いので、「トップアスリートの睡眠時間当てクイズ」など、楽しく進めていきました。

 

生徒のみなさん、「成長ホルモン」や「ブルーライト」など専門の言葉もじゃんじゃん答えてくれて、こちらも驚きの連続です。するどい質問もたくさん飛んできました（写真３）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●写真３　質問にも積極的に手があがります。彼らの「好奇心」「興味」にこちらもワクワクしました。大人の講座では聞いたことのないような質問に、「おっと、そうくるか！」としばしば（笑）

 

 

さらに、どうしても眠いときの「お昼寝」のしかたをお伝えし、「これなら午後からも効率よく授業が吸収できる」とお伝えしました（写真４）。

ちなみに、「お昼寝」改め「パワーナップ（積極的睡眠）」と名付けましたので、もう大丈夫（いろいろ）。

 

●写真４　「どうしても眠くなったら、どうする？」という質問に、

（そりゃ、あれしかないでしょ！）

 

 

毎日訪れる夜をどのように過ごすか、眠っているあいだに何が起こっているのか、できるだけ具体例をあげてお伝えすると、「えー！」とか「すげー！」など生徒さんも興味津々でした（写真５）

 

●写真５　「しっかり勉強してしっかり眠るのがベスト」「しっかり“眠るだけ“では学力は上がらないよ」の言葉に、担任の先生も「そうだそうだ」と大きく納得。生徒たちは「やっぱ勉強はいるのか〜（苦笑）」

 

 

講座終了後には、睡眠に悩まれている生徒さんから直接質問をいただく場面もありました。睡眠時間は取れているけど、その「質」についても今日ご理解いただけたようです。

 

想像以上に彼らが興味を持ってくれて、わたしたちも心を打たれました。未来を担う子どもたちが健やかに成長し、夢を叶えてほしい。心から願わずにはいられません。彼らの未来を、睡眠を通じて豊かなものにするという責任を改めて強く感じました。

 

そして、たくさんのかたのご支援で成立したこの講座、みなさんの思いも一緒に乗せて、まずは１回目、終了です。

子どもたちは睡眠の大切さをしっかり感じてくれた様子です。

 

最後に代表の生徒さんが「自分たちの生活に役立てたい」「睡眠によるスポーツへの影響など、とても参考になった」とお話くださいました（写真６）

 

●写真６　オマケで持って行ったフラワーレメディの体験会。これも中学生に大人気。「メッシが使ってるの？すげー！」みなさん、自分の気持ちに対してふさわしいレメディをしっかり選んでいました。「自分で自分の気持ちがわかるって、すごいことなんだよ」直感が抜群の中学生たちでした。

 

 

＊次回は6月に梅林よつば保育園でお話をさせていただきます。

ご報告、ぜひ楽しみにしていてください。