自爆テロリストになる前に。ソマリア人ギャングの社会復帰支援
自爆テロリストになる前に。ソマリア人ギャングの社会復帰支援

支援総額

1,331,000

目標金額 1,300,000円

支援者
94人
募集終了日
2016年6月29日

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2016年05月26日 20:11

【ソマリア人メンバー紹介】

皆様、お世話になっております。

当プロジェクトも開始より15日が経過いたしました。

 

さて、日本ソマリア青年機構は日本メンバーとソマリア人メンバーが協力して運営している団体であり、彼らの存在は当機構になくてはならないものです。そこで、本日はソマリア人メンバーの代表であるモハメドを紹介させていただきます。

 

(当機構第2期代表、兼澤と)

 

彼はソマリア人メンバーの2代目代表で、モハメド(Mohamed Ismail Abdi)といいます。モハメドは持ち前のリーダーシップと向学意欲、そして周りに対する気配りから、日本メンバーはもちろん、参加者のギャングたちからも非常に尊敬される存在です。3月から4月にかけて実施した第8回現地渡航活動においても、日本メンバーとの強力な連携で、プロジェクトの完遂に大きく貢献してくれました。

今回、皆様に少しでもモハメドのことを知っていただくために、

彼へインタビューを行いました。その質問と応答をこちらに掲載しようと思います。

 

Q1:あなたのことを教えて下さい。

 

A1:

私の名前はモハメドです。アラブ首長国連邦の首都アブダビで生まれ、一度

ソマリアに移住し、現在はケニアに住んでいます。

年齢は23歳で、2年前に日本ソマリア青年機構(以下:JSYO)ソマリア側の代表となりました。

 

 Q2:母国であるソマリアのことをどう思っていますか?

 

A2:

今はケニアに住んではいますが、私の母国はソマリアだと思っています。

私はソマリアを愛しています。深刻な人道危機に陥っているソマリアですが、(2012年の)政権発足以後、状況は次第に改善されつつあります。

もし機会があれば、いつか国に帰り、外交官としてソマリアの復興に携わりたいと考えています。

 

 Q3:現地メンバーとして、JSYOのことをどう考えていますか?

 

A3:

JSYOは日本人とソマリア人という、地理的にも心理的にも遠く距離の離れた

メンバーで構成されていますが、同世代の若者であるという共通基盤を軸に、これまで私達は1つのチームとしてとても良く協力し合ってきました。

団体発足以来、ソマリア人のコミュニティが直面する諸問題に、若者という

立場から出来ることに取り組み続けています。JSYOの取り組みは、

やがてソマリアにおける平和構築にも結び付くものであると信じています。

 

(第8回現地渡航活動時、ソマリア人メンバーとのミーティングの際)

 

Q4:あなたが現在住んでいるイスリー地区はどのような場所ですか?

 

A4:

ケニアの首都ナイロビにあるソマリア人難民・居留民居住区です。

建設業やビジネスが盛んな地域である一方で、ソマリア系のイスラム過激派組織、アルシャバーブのケニアにおける活動拠点ともなっており、近年治安の悪化が著しいことで知られています。

また、住民の多くがソマリアからの不法滞在者であるためか、

この地区の問題解決に対するケニア政府の関心はとても低いのが現状です。

 

(プロジェクトに参加したギャング、日本メンバーと)

 

Q5:現地の人々はギャングのことをどう思っているのですか?

 

A5:

ギャングは強盗や殺人を行い、地域の治安悪化の原因となっているため、

多くの人がギャングのことを恐れています。そのため、ギャングを取り巻く

問題解決に向け、積極的に活動しようとする人の数は現状非常に少ないです。

私はより多くの人々にギャング問題解決のために行動してほしいと思って

いますが、人々の理解を得ることの難しさを日々感じています。

 

Q6:ギャングの社会復帰に対してあなたが抱く想いを教えて下さい。

 

A6:

地域の治安問題改善のためには、ギャングの社会復帰を手助けすることが

必要不可欠です。しかし、現段階では一度に呼ぶことが出来るギャングの数

には限りがあるため、長期的な視座でプロジェクト規模の拡充を図る必要が

あり、また内容面においても彼らがより実質的な社会復帰をするために

改善を続ける必要があります。私にとってギャング問題に取り組むことは、

単なる社会問題解決のためではなく、大切な友人を救うことでもあります。

今後も彼らの社会復帰に向け、尽力していきたいと強く思っています。

 

Q7:日本の支援者の方々へ一言お願いします。

 

A7:

皆様からの多大な支援に心から感謝しています。

前回のREADYFOR?でのプロジェクトにおいて97万円もの支援金をいただいたことは非常に我々の活動の励みになりました。イスリー地区は、皆様が想像される以上に多くの問題を抱えています。その最大の問題の一つとされる治安悪化の問題を改善するために、当機構が実施するプロジェクトを拡大し、今後もギャングの社会復帰に向けた活動を続けていきたいと思います。

 

モハメドがインタビューで話した通り、ソマリア人ギャングの問題を解決するには短くはない時間がかかります。しかし、今後とも、日本メンバーおよび、現地でアクティブに活動を展開してくれるソマリア人メンバーと共に、

ギャングたちに寄り添い続けてまいります。

 

当プロジェクトも残すところあと35日です。

引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

リターン

1,000


学生向け!気軽に支援コース

学生向け!気軽に支援コース

・サンクスレター

申込数
121
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年7月

10,000


活動報告書&報告会へのご招待

活動報告書&報告会へのご招待

・サンクスレター
・現地渡航活動報告書
※画像は過去渡航回のものです。
・現地渡航活動報告会無料ご招待(2017年11月開催予定)

申込数
53
在庫数
17
発送完了予定月
2016年10月

1,000


学生向け!気軽に支援コース

学生向け!気軽に支援コース

・サンクスレター

申込数
121
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年7月

10,000


活動報告書&報告会へのご招待

活動報告書&報告会へのご招待

・サンクスレター
・現地渡航活動報告書
※画像は過去渡航回のものです。
・現地渡航活動報告会無料ご招待(2017年11月開催予定)

申込数
53
在庫数
17
発送完了予定月
2016年10月
1 ~ 1/ 10

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