
支援総額
目標金額 7,010,000円
- 支援者
- 1人
- 募集終了日
- 2022年5月2日
「指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく」
著者 城山三郎 1927~2007 本名 杉浦英一 愛知県生まれ
愛知県立工業専門学校(現 名古屋工業大学)在籍時、徴兵猶予にな
るも、志願入隊。海軍特別幹部練習生として、特攻隊である「伏龍
隊」に配属になり、訓練中に終戦を迎えた。
東京産業大学(現 一橋大学)卒業。卒業論文は、「ケインズ革命
の考察」在学中に洗礼を受ける。
現在の愛知教育大学商業科文部教官助手に就任。後に、同大学専任講
師。
1959年、「総会屋錦城」で第40回直木賞 受賞
「落日燃ゆ」で吉川英治賞 受賞
2007年間質性肺炎のため死去 79歳。
お別れの会には、中曽根康弘、小泉純一郎、河野洋平、土井たか子、
五木寛之らが参列。
昭和16年、ハワイ攻撃直前の昭和16年11月15日、海軍兵学校を卒
業した432名の中に、関行男と中津留達雄という若者がいた。二人
は、海軍兵学校70期という同期生であるばかりでなく、飛行科を
志願して飛行学生として共に学び、さらに宇佐へ移ってからも、
わずか5人に絞られた艦爆仲間。その上、二人とも筋肉質で長身、
顔かたちも整っている「もてる」タイプの青年士官。テニスが好きと
いうことでも共通していた。
関行男の母は「サカエ」 妻「満里子」 新婚3か月で二人は
永久に会えなくなった。
昭和19年、行男は「敷島特別攻撃隊五機」の指揮官を命じられる。
「親一人・子一人」しかも「妻帯者」である関には特攻に起用される
資格はないはず。
「ぼくは天皇陛下とか、日本帝国のためとかで行くんじゃない。最愛
の家内のために行くんだ・・・・」
昭和19年10月25日、戻らぬ出撃をし、海軍省公表によると、
「航空母艦一隻撃沈、同一隻炎上撃破、巡洋艦一隻轟沈」
戦後のことだが、満里子は、サカエも希望して籍から脱き、広島の医
師と再婚した。そして、サカエは名実ともに一人暮らしとなった。
中津留達雄 大分県津久見市 出身
父「明」にあてた手紙のなかに、親戚の敏雄という中学生に対して、
「稚心を放棄して一意勉学に此れ勤むべく御伝言下され度候」記す。
昭和20年2月には、第五航空艦隊(五航艦)が新設された。日本に残
された最後の決戦兵力であった。司令長官には「宇垣纒中将」
「皆酔いつぶれて私も夜中に目がさめた。すると寝床の中で泣いてい
る者がいる。「お母さん」そう言って。いくら一人前の搭乗員といっ
てもまだ二十前の少年である。昼間は一番張り切っていた彼が泣いて
いる。私も泣き出した。それにつられていつの間にか皆泣いている。
しかし、朝ともなれば気を取り直し、どうすれば、みごとな特攻がで
きるかと、訓練に励む。略
又夜になると酒盛りが始まる。又酔いつぶれて寝てしまうが夜中に泣
いている者がいる。毎日それの連続であった。」
筑紫亭に、出撃前夜の特攻隊員が刀を振るって、斬りつけた柱の残っ
ている部屋がある。きれいごとの世界を踏みにじるように、隊員たち
は白羽をかざして踏み込む。世界も世間も真二つに裁ち割り、世界も
世間も消える。
残っているのは、妻の顔、婚約者の顔、親兄弟の顔・・・。
おれは死ぬ、死ぬんだよ、お母さん、こんなに元気なのに。
ごめんね、お母さん。おれの分まで達者でね、お母さん。
そして、白刃。
なんで、なんで、おれが。なんで、えいっ!
掛け声と、叫び声とも、泣き声ともつかぬ声。
この世にこんなことがあっていいのか。
特攻を考えた奴は、修羅だ。特攻を命じた奴も修羅だ。
よおし、それなら、俺たちが本当の修羅になってやる。
見てろよ、本当の修羅とは、どんなものか!
中津留が父に宛てた手紙
「略 保子は我妻なれども、父上母上の娘となりたるなり。
親子の間なれば、右様にて差支へなきものと考え候・・・」
8月15日、司令長官宇垣中将は自らも中津留機に搭乗し、11機に出撃
を命じる。
8月16日、全機、突入。
「明」は、満100歳で大往生を遂げる。
息子達雄が二十三歳で戦死してから、実に五十一年間、生き抜いての
ことであった。
明がその最後まで思い出しては口にしていたのが
「宇垣さんが一人で責任をとってくれていたらなぁ」
リターン
1,000円+システム利用料
児童・生徒に笑顔が輝いています
月1回、感謝のメールを送ります。
児童・生徒の学習・活動の様子を送ります。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
1,000円+システム利用料
報告書を送付します
児童・生徒の活動の様子をコメントと写真で送ります。
- 申込数
- 1
- 在庫数
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