このプロジェクトに賭ける思い

私はこの活動を2018年から続けてきました。

長崎さくらねこの会は本当に恵まれています。

皆さまのご支援の上に成り立つ活動。
本当に感謝しかありません。

然し、活動の幅が広がれば
活動費の幅も広がります。

支援だけでは手に届かない事がある事を知りました。

そのひとつがシェルターです。
目の前に猫がいるのに助けられない。
相談があるのに受けることができない。
そんなことが現在も続いております。

もうひとつは不妊化に対する遅れと
ボランティアにかかる負担の大きさです。

私自身、捕獲に行きますので
その大変さはよくわかります。
体力・労力・資金とトリプルに消耗します。

これはもう人任せには出来ない！
長崎にスペイクリニックが足りないのなら
長崎さくらねこの会も作ればいい！

が、然し資金がない。

そこで前々からチャレンジしたかった
クラウドファンディングへの挑戦を決めました。

事業で展開する部分とボランティアで展開する二つの要素を兼ね合わせた
長崎市初となる譲渡型保護猫シェルター。

老猫ホームは県内初となります。
猫に特化したキャットホテルも初となります。

トリプル初です。

猫を助ける為には先立つものがなければ
助ける事ができません。

現在猫の為に頑張っておられる
ボランティアの皆さまにも生活があります。
勿論、私たち団体を運営する人たちも
活動で食べてはいません。

完全ボランティアです。

然しそれでは限られたことしかできない事を
私は活動を通して知りました。
シェルターを立ち上げても
運営資金がなければすぐに潰れてしまいます。

活動を長く持続させる為に
そして沢山の猫を助けるためには
やはり、事業展開をしなければ
猫を助ける事に限りが出てきます。

だから、私はこのプロジェクトで
長崎の行き場を失う猫たちをスタートラインとして
皆さまにご支援お願いし、
長く続くこの活動の本当の意味での基盤を
野良猫の愛護と福祉を通して
共に前に進めて行きたいと思っております。

猫助けは人助け。

小さな命を通して私たち人間が
どこかに置き去りにしてきたものを
私は垣間見ています。