
支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 361人
- 募集終了日
- 2025年7月25日
7人の子どもを育てるアクヤさん~「子ども=働き手」の意識が変わった
こんにちは。ファンドレイズ担当の青井です。
これまでに154人の方から3,459,000円のご支援をいただきました。
あたたかいご支援、本当にありがとうございます!!
今日は、「児童労働のない世界をつくる方法」の1つとして掲げている「みんなの意識を変える」について、ガーナのとあるお母さんのエピソードをご紹介させてください。
ACEの書籍「チェンジの扉」より、ガーナのカカオ農園に暮らし、7人の子どもを育てるシングルマザーのアクヤさんのエピソードです。
---*書籍より引用*---
当時、一番上の子が11歳か12歳くらいで、続くきょうだいも年子。私たちのプロジェクトを通じて、子どもたちは学校に行き始めたものの、制服は買えず、みんなボロボロの服を着て、学用品もろくにそろえられないという状況でした。
ひとり親のために生活は苦しく、「子どもたちに働いてもらわないと、本当は困る」というアクヤさん。「それでも、子どもは学校に通わせてほしい」と説得するのが私たちの役割ではあるけれど、「言うは易し」で、当の家族にとっては、とても大変なことだと実感しました。
(中略)
学用品を私たちのプロジェクトを通じて支給し、まずは子どもが学校に行けるようにした上で、お母さんには農園を営むトレーニングへの参加を勧めるなど、一家への支援を続けました。
その結果、2年後には「おかげさまで、子どもたちはみんな、ちゃんと学校に通っているよ」という嬉しい報告がありました。
(中略)
久しぶりに再会したアクヤさんは、以前とは顔つきや表情もずいぶん変わり、その瞳は「責任感」にあふれていました。
「子どもたちを学校に行かせるためには、自分が一生懸命働かなければいけない」と、真剣に語るアクヤさん。農園以外にも、遠く離れた隣村までものを売りに行く新しい仕事も始めたといいます。
(中略)
児童労働の背景にありがちなのは、「子どもに頼らずとも、本当は親だけで仕事をすることはできる」という意識が薄いことです。
日本でも「子ども=働き手」と捉えられていた時代が長くありました。初めて会ったときのアクヤさんも同様で、とくに疑問を持つことなく、「家にいるのだから」とわが子を働かせていたのでしょう。
でも、子どもが教育を受けることの大切さを知り、「自分はこの子たちの将来を背負って、今生きているんだ」と、彼女の中でいつしか意識のスイッチが切り替わったのです。
---*引用ここまで*---
現地で活動をしてきて感じるのは、解決策は実は自分自身の「中」にあることも多いということ。
「自分にはできない、無理だ」と思い込んでいると、最初からあきらめたり、「誰かがやってくれるだろう」と、他人任せにして、解決されるのを待ってしまいがち。
反対に「自分には何ができるだろう?」とものの見方を変えてみると、見える景色が変わり、これまでは存在すら忘れていた可能性や選択肢も見えてくる。
すると、「自分には手が届かない」と思っていたことにも、どんどんアクセスできるようになり、意外な解決策が見つかったりもします。
とはいえ、意識を変えるのは何より難しいことだとも感じています。
「児童労働は必要悪、貧しいのだからしょうがない、それよりも優先すべきことがある。」
そうした考え方、無意識の思い込みやあきらめは根強く、政治的な意思決定やビジネスサイドの動きが大きく進んでいない現状を生んでいます。
「こうすれば人の意識は変えられる」というような方法は、残念ながらまだ見つけられていません。
それでも私たちACEが「児童労働はなくせる」と信じ、児童労働ゼロをあきらめない姿勢を示し続けていくことで、少しでも意識の変革につながればと願いながら、
これからもさまざまなセクターの人たちに働きかけ、協働していきたいと思います。
クラウドファンディング終了まであと42日、目標達成まであと650万円です。
引き続きのご支援、情報拡散へのご協力など、どうぞよろしくお願いします!!
※チェンジの扉はリターンにも設定させていただいています。
今回ご紹介したような、人生の「チェンジの扉」を開いたエピソードをたくさん掲載していますので、よろしければぜひチェックしてみてください。→子どもたちの未来を拓くセット|書籍「チェンジの扉」+ 1 more LOVE チョコステッカー【寄付金控除対象外】
リターン
3,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】子どもたちに自由の力を!3,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2025年10月に送付予定です。
★複数口でのご寄付も可能です。
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
5,000円+システム利用料

谷川俊太郎の詩「そのこ」ポストカード【寄付金控除対象外】
谷川さんは、ACEの活動に賛同してくださり、毎月の寄付で活動を支える「子どもの権利サポーター」として長年ご支援してくださいました。
2010年、谷川さんに「『サポーターとしてACEを応援しています』というメッセージをいただきたい」とお願いしたところ、最初は断られてしまいましたが、「僕は詩人だから。難しいかもしれないけど、詩で協力するよ」とおっしゃってくださいました。
そうして書き下ろしてくださったのが「そのこ」という詩です。遠く離れた空の下、カカオ農園で働きながら暮らす「そのこ」と、日本に住んでいる「ぼく」の日常を描いたこの詩をポストカードとしてお届けします。誰かと想いを分かち合うきっかけとして、ぜひご活用ください。
●「そのこ」ポストカード3枚
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
※本コースは税制優遇の対象外となります。寄付金受領証明書の発行はできかねますのでご了承ください。
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年9月
3,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】子どもたちに自由の力を!3,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2025年10月に送付予定です。
★複数口でのご寄付も可能です。
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
5,000円+システム利用料

谷川俊太郎の詩「そのこ」ポストカード【寄付金控除対象外】
谷川さんは、ACEの活動に賛同してくださり、毎月の寄付で活動を支える「子どもの権利サポーター」として長年ご支援してくださいました。
2010年、谷川さんに「『サポーターとしてACEを応援しています』というメッセージをいただきたい」とお願いしたところ、最初は断られてしまいましたが、「僕は詩人だから。難しいかもしれないけど、詩で協力するよ」とおっしゃってくださいました。
そうして書き下ろしてくださったのが「そのこ」という詩です。遠く離れた空の下、カカオ農園で働きながら暮らす「そのこ」と、日本に住んでいる「ぼく」の日常を描いたこの詩をポストカードとしてお届けします。誰かと想いを分かち合うきっかけとして、ぜひご活用ください。
●「そのこ」ポストカード3枚
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
※本コースは税制優遇の対象外となります。寄付金受領証明書の発行はできかねますのでご了承ください。
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年9月

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