旭川医科大学発・血液がん治療の地域格差の解消を目指す、クラウドファンディングのご紹介

難治性血液がんをCAR-T細胞の力で治すため、充実した治療環境を！へご寄付をくださった皆さまへ

昨年終了いたしましたクラウドファンディングにおいては、たくさんのご賛同と、支援者の皆様の温かくそして心強いご支援をいただき目標金額を大きく超える、数多くのご寄付と応援をありがとうございました。

こちらでもご報告している通りではございますが、令和6年11月8日、2台目の血液成分分離装置が無事納入され、既に稼働をはじめております。本院のCAR-T細胞療法の実施件数は、年々増加しており、2台目の血液成分分離装置が納入されたことで、さらに必要とする患者さんに迅速にCAR-T細胞療法が実施できる体制が整うと思われます。今後も、患者さんの気持ちにさらに応えられるよう尽力してまいります。今後ともご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、このたび、同じく北海道にて血液がんの診療に携わっておられる旭川医科大学病院 血液内科の高橋秀一郎先生から、3月14日まで募集されているクラウドファンディングのご案内がございましたので、高橋先生からのメッセージをこちらの活動報告においてもご紹介させていただきます。

以下のURLから、ぜひページもご覧ください。

浜松医科大学医学部附属病院
輸血・細胞治療部　部長　小野孝明

旭川医科大学病院血液内科の高橋秀一郎と申します。 私達が取り組んでいるプロジェクトについて紹介させて頂きます。

 造血幹細胞移植は難治性血液がんに対する根治的な治療でありますが、その多くは札幌で行われています。しかし、北海道の北部である道北、オホーツクエリアの患者様にとって、札幌の医療機関に通院することは容易ではないため、旭川医科大学病院における移植医療の充実が求められています。 本プロジェクトでは、移植医療のための環境整備として、造血幹細胞を凍結保存する医療機器の購入費を募らせて頂いております。このプロジェクトを成功させ、道北、オホーツクエリアの患者様に、最適なタイミングで移植医療を提供できるようにし、血液がん治療の地域格差を解消していきたいと考えております。 

おかげさまで2月28日に目標金額は達成致しましたが、物価高騰の影響も考えられますので、プロジェクト終了の3月14日まで寄付を募らせて頂きたく存じます。皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します。プロジェクトの詳細については以下のリンクから御覧ください。

プロジェクトページ：https://readyfor.jp/projects/ABC2025