おすすめコミュニケーションツールのご紹介｜UDトーク

こんにちは。コミュニケーションバリアフリープロジェクト担当の松岡です。

本日でクラウドファンディング開始からちょうど一週間が経過しました。10時時点で支援者は200名を超え、43％まで達成することができました！

正直に申しますと、クラウドファンディングを始めるまでは、本当に応援してくださる方がいらっしゃるんだろうか、支援を頂くことができるのだろうかとPJ一同不安で一杯でした。今ではこれだけ多くの方に暖かいご支援を頂き、喜びと共に身が引き締まる思いです。一人でも多くの方のコミュニケーションをお助けできるよう、引き続き応援いただけると幸いです！

 

今回は、病院・薬局に限らず様々な場面でのコミュニケーションをサポートするツールをご紹介いたします。

まずは、シオノギ社内でもコミュニケーションツールとして長年活用している「UDトーク」（外部サイト）です。Shamrock Records株式会社から提供されている、話した言葉を文字に変換する「音声認識アプリ」です。基本機能は無料で使うことができます（法人契約は有料）。

スターバックスのサイニングストア（手話を主なコミュニケーション言語とする店舗）でも導入されています。

 

「UDトーク」などの音声認識アプリを使用するときのコツもご紹介します。

 

①「普通に話しかける」意識して一文字一文字区切るように話してしまうと、単語として認識されなくなり誤変換の原因となります（例：こーんーにーちーはー、ど・う・さ・れ・ま・し・た・か）。また、変換だけでなく「読唇」もむずかしくなります。明確に「こんにちは、今日はどうされましたか？」と話すことで認識率は向上し、読唇もしやすくなります。

 

②「誤変換は他の方法で補う」少しでも誤変換があると、これはダメだね、使えないね、と判断され使うのをやめてしまう方もおられます。一方で聞こえない・聞こえにくい方は少しでも情報を知りたいと思っておられます。まずは誤変換があっても伝えたいことを伝えきってから、重要な部分は筆記で補足確認するなどの対応が望ましいです。

 

他にも、Web会議ツールZOOMやTeamsはリアルタイム字幕機能を備えており、オンラインでのコミュニケーションで活用できます。

コミュニケーションバリアフリ―プロジェクトWebページ「医療従事者と聴覚障がい患者を繋ぐチャンネル」（外部リンク）では他にもお役立ちツールをご紹介しています。ぜひ、様々な補助ツールをコミュニケーションに取り入れてみてください！

 

（UDトークを使って会話をしているところです。スマホ画面には変換された文字が表示されます。）