がんと闘う子ども達を“食”で支える。病院給食を提供したい!

寄付総額

3,190,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
220人
募集終了日
2019年5月31日

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2019年05月01日 17:00

心の奥の声をひろう通訳、病院に欠かせない通訳の紹介です。

ジャパンハートの病院では、通訳の存在が欠かせません。

ミャンマーでもラオスでもカンボジアでも、患者さんの声と心を読み取って医療者に伝え、医療者からの問診を患者さんに繋げる非常に大切な役割です。

病院に入れば通訳も医療の大切な一つのピースです。

今回はカンボジアで活動するナースが通訳のナリーちゃんにインタビューしてくれた記事をUPします。是非見て行ってください。

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スースダイ!カンボジアアドバンスナースの福田です。
カンボジアで働くようになって7カ月が経ちましたが、話せるクメール語は「咳出ますか?おなか痛くないですか?」などちょっとした問診程度です。

細かい問診や薬の説明などの際には、通訳の存在はなくてはなりません。

とりわけ、小児がん病棟での医師から家族への病状説明においては、通訳の力は本当に大きなものとなっています。

「検査の数値がよくないです。」

「治療の効果が乏しいです。」

辛い内容も通訳の口から家族に伝えなければなりません。

彼らの背負うものはとても大きいです。

ジャパンハートこども医療センターでは、現在5名の日本語通訳が活躍しています。その中の一人、ナリーちゃんについて紹介します。

ナリーは日本への留学経験もあり、今も日々本当に努力をして日本語を習得しています。

知らない言葉を知ることは楽しいとナリーは言います。

私にとってそんなナリーは特別な通訳さんです。

それは喘息発作で入院中の女の子との通訳をお願いした時のことです。

 

「福田さん、この子絶対になんとかしてあげたい」

 

ナリーが私に強く訴えてきました。

喘息の原因はその女の子の働く工場の粉塵が原因でした。

細かく聞いていくと家族みんなでその工場で働いていて、お父さんとお母さんは薬の買い方も、プノンペンへの行き方も知らないといいます。

工場長からの借金もあります。学校に行っていない彼女も読み書きはできません。

お兄ちゃんも病気をしています。

 

ナリーは続けて言います。

 

「言葉づかいも上手だし、笑顔も素敵だし、絶対いろんな仕事できる子。この子も本当はもう工場で働きたくないと思う」

 

彼女の心の奥の声を拾うかのような通訳を毎日続けてくれます。

ナリーと私でどうにかしたいと他のスタッフに相談すれば、みんな力を貸してくれました。

工場で働かずに済む方法を考え本人に提案しました。

 

しかし、彼女が選んだ答えは、また工場で働くことでした。

彼女にとっての社会は工場で、喘息発作のリスクを承知で家族と一緒に工場で働くことを選んだのです。

 

私たちはその彼女の決断をひとまず受け入れサポートすることにしました。

 

今もナリーから彼女にときどき連絡をしてもらってコンタクトをとっています。

 

「この子絶対になんとかしてあげたい」

そんな一言にナリーの患者への思い、そして通訳としての覚悟、責任すら伝わってきました。

ナリーは患者との時間を大切にしてくれます。小児がんの子供たちともよく遊んでくれます。子どもたちの小さな変化にも気が付いてくれます。

 

看護師や医師だけが医療者ではありません。

 

医療者、非医療者、そのくくりは私たちの病院にはありません。

 

患者への思いが医療を強くする。今日もナリーは元気に患者に向き合っています。

 

カンボジア アドバンスナース 福田麗那

 

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ジャパンハートで活躍しているのは医師、看護師、助産師だけではありません。

 

言葉だけでなく、相手の心も読み取ってくれる通訳。

みんなが医療に集中できるように、施設の事を整えたり、トラブルを解決してくれたり、患者さんとその家族たちと人一倍信頼関係を持っているアドミニスタッフ。

病院にいるみんなのために、隅から隅まで笑顔で掃除をしてくれるクリーナースタッフ。

短期で活動地に参加し、活動してくださる短期ボランティアの方。

ボランティアの方の受け入れやたくさんの調整をしてくれるインターン。

 

そして先日から栄養管理部のメンバー(管理栄養士2人、学生インターン1名)が加入し、子どもたちに給食を提供するために、試行錯誤し給食運営確立に向けて、奮闘しています。

 

中にいる一人一人が一つの大切なピースとなって医療を支えています。

 

【このプロジェクトが成立して、がんと闘う子供たちを食で支えられるよう、応援よろしくお願いします!】

 

ギフト

3,000


16食分の給食を子どもたちに届けることができます!

16食分の給食を子どもたちに届けることができます!

◆サンクスメール
◆限定Facebookグループ招待
(給食センターの様子、カンボジアでの医療活動の様子などを定期的に配信します。クラウドファンディング終了後、2020年7月まで限定のグループです。)
◆ジャパンハートニュース(ニュースレター)をメールで送付
(2019年7月送付予定)
◆栄養管理部マネージャー 野村友彬の活動報告会ご招待
(交通費自己負担。詳細は後日お知らせします)

申込数
80
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年7月

5,000


28食分の給食を子どもたちに届けることができます!

28食分の給食を子どもたちに届けることができます!

◆サンクスメール
◆限定Facebookグループ招待
(給食センターの様子、カンボジアでの医療活動の様子などを定期的に配信します。クラウドファンディング終了後、2020年7月まで限定のグループです。)
◆ジャパンハートニュース(ニュースレター)をメールで送付
(2019年7月送付予定)
◆栄養管理部マネージャー 野村友彬の活動報告会ご招待
(交通費自己負担。詳細は後日お知らせします)

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年7月

3,000


16食分の給食を子どもたちに届けることができます!

16食分の給食を子どもたちに届けることができます!

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(給食センターの様子、カンボジアでの医療活動の様子などを定期的に配信します。クラウドファンディング終了後、2020年7月まで限定のグループです。)
◆ジャパンハートニュース(ニュースレター)をメールで送付
(2019年7月送付予定)
◆栄養管理部マネージャー 野村友彬の活動報告会ご招待
(交通費自己負担。詳細は後日お知らせします)

申込数
80
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年7月

5,000


28食分の給食を子どもたちに届けることができます!

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(2019年7月送付予定)
◆栄養管理部マネージャー 野村友彬の活動報告会ご招待
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発送完了予定月
2019年7月
1 ~ 1/ 9


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