【今日限り!!】戻ってきたマルミミゾウを密猟者の手から護りたい!!

寄付総額

3,775,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
197人
募集終了日
2022年12月23日

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2022年11月25日 09:52

【ジャングルこぼれ話】🐘マルミミゾウとゴリラ🦍の出会い(1)

カメルーン・ロベケ国立公園の2大動物といえば…🦍❣ 🐘❣

皆さんはどんなイメージを浮かべますか?

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAAパートナーズの岡安です。今回は、日本ではあまり知られていない、アフリカ中部のジャングルの野生動物や人々の暮らしも、新着情報でお伝えしていければと思います。日本の皆さまが興味を持ってくださっている、というニュースが現地に伝わるだけでも、仲間たちは励まされますし、密猟の悪だくみを考えている国際犯罪組織の手先には、間接的にですがプレッシャーをかけることができます。

 

ここに写っている動物たちは、ロベケ国立公園のバイと呼ばれる水草スワンプでお馴染みの面々。ドローンなど新技術が導入されて(と言ってもまだ1台…)、彼らの様子がより詳しく捉えられるようになりました。10年以上をロベケに通って過ごしている岡安にとっても、この映像画像の見せてくれる野生動物たちの様子は新鮮です!

 

私個人は若い頃から、ずっとゴリラの追っかけをしているので、彼らと同じ場所に暮らすチンパンジーと出会うと、いったいどんな行動を取るのかすごく興味があります。実際にロベケのお向かいのコンゴ共和国ヌアバレ・ンドキ国立公園や、ガボンのムカラバ・ドゥドゥ国立公園で、この2種が出会ったり一緒に遊んだり、という場面を観る機会もありました。ロベケでも過去に計2回(声だけを追いかけたのを入れると3回)目撃していて、彼らの種間関係を研究するのに、絶好の場所であることは確約です! ただ、野生動物の保護活動に目を転じると、アフリカジャングルの豊かな大型獣同士の出会いは「なかなかの迫力」なのに、ついついゴリラとチンパンジーにばかり意識が行ってしまうのも、悪い癖かも知れません…!?

 

30年に渡り、アフリカ中部の森ばかり歩いてきた岡安にとって、マルミミゾウはゴリラ以上に身近な動物とも言えます。国際密猟団がAK47を持って暗躍しはじめる前は、狩猟圧が高くてどんなに動物が少ない森でも、簡単には仕留められないゾウだけは闊歩しているものでした…。

 

そして、森の二大動物、ゴリラとゾウの出会いも何度か観てきました。

今でも忘れられないのが、ガボンの(当時は)ムカラバ保護区で、ブチアナキャンプを立ち上げて泊まり込んでいた2000年ごろ。川沿いの焼き畑キャンプ跡地に、ヤシの葉っぱで葺いた簡単な東屋を建て、その下にテント暮らし。村からも4キロですが、ここに泊まり込んでいれば、夜のあいだも動物たちを耳で”観察”することができます。

 

実際には動物たちの憩いの場だったらしい、清水の湧く小川の横だったために、キャンプはたくさんの動物たちの”訪問”を受けました。特に夜のあいだは何頭ものゾウが、すぐテントの脇をノシノシと通って清水を飲みにやってきます。息が詰まるほどのゾウ臭は、他所では出会ったことのない巨大な野生動物の存在感を漲らせ、「踏まれたらどうしよう…」と震え上がりました。

 

そしてある晩のこと。

その時は私が一番、小川寄りのテントで寝ていた(その距離、50m弱!?)のですが、満月が煌々と照らす真夜中に、小川のすぐ向こうでいきなり「ギャー!!」という、パニックに陥ったゴリラの叫び声が!! 何かと思って耳を澄ます間もなく、間髪入れず本流の方からマルミミゾウの「パオーン!」 どうやら清水を飲みに来たゴリラとゾウが、出会い頭に互いにびっくりして(それまで、藪の中ではお互いに仲間だと思っていた可能性があります(笑!)叫んだ様子。そしてマズいことに、ドサドサガサガサと逃げ惑う足音があちこちで始まりました!!!

「ゴリラでもゾウでも、間違えてこちらに走り込んできたら大変だ」頭を抱えました。ゴリラだけならテントから出るなり懐中電灯で照らすなりしてこちらの存在を知らせれば、方向転換して逃げてくれますが、ゾウは…下手に脅かすと怒って襲ってこないとも限らない! スタッフテントも離れているし、台所用の東屋はテント場の反対側で、焚火のオキで追い払う余地もありません。

 

幸いこの夜は緊張の中、ゾウは川へゴリラはアフリカショウガの藪へ、騒々しく退散してくれて事なきを得ました。内心では「ゴリラとゾウが、何をやっているのか観たい、観たい」という好奇心も抑えがたかったのですが、こんな奥地で万一の事故は、避けなければなりません。しかし今思い出しても、豊かなアフリカの懐に抱かれた瞬間、という実感が蘇ってくるのも確かで、ジャングルの立役者である彼らの存在を失ってはならないと、改めて強く思うのでした。(続く)

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10,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。

<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
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2023年12月

3,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

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◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

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・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
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・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

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◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

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