
寄付総額
目標金額 6,000,000円
- 寄付者
- 197人
- 募集終了日
- 2022年12月23日
【ジャングルこぼれ話】🐘マルミミゾウとゴリラ🦍の出会い(2)
プロジェクトを公開して5日目に入りました。あと一息で、来年からのポン・カッセのガードポスト運営費1カ月分(平均)に手が届きます! ぜひご支援をお願いいたします!!
ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの岡安です。
今回の緊急募集では、ご支援が一歩、一歩進むごとに「ああ、これでX月X日までは、ポン・カッセ班をガードポストに派遣できる、あ、Y日まで伸びた!」と、来年のポン・カッセ・キャンプの様子が想像されて、胸が痛くなります…。
9月中旬、ポン・カッセに「UAPACAA号」でたどり着き、プチ・サバンナまでの6kmの遊歩道を歩きはじめると、マルミミゾウの丸い足跡で埋め尽くされていることを発見。30年前に未開だった同じジャングル(コンゴ共和国側)の中で、「これが純野生というものか」と感動した同じ光景が蘇っていました。
そして高度に武装した密猟団にとっては、あまりにもたやすいターゲットが出現していることにも、愕然としたのです。
どうぞ皆さまのお力添えで、このゾウの楽園の入り口の守りを固める、ガードポストを再開させてください!
さて、マルミミゾウとゴリラの出会い(1)では、ガボンのジャングルでのドキドキ話をご紹介しましたが、今日は本元のロベケ国立公園で観た面白エピソードです。
ロベケ国立公園の北西部には、プロジェクト概要の地図でも見られるように、サンガ川に注ぐ水脈が広い湿地帯を作り出していて、その中にパッチ状に広がる大小の浅い水草のスワンプが、バイと呼ばれる動物たちの憩いの場となっています。マルミミゾウやゴリラ、バッファローといった大型哺乳類だけでなく、アフリカアオバトやヨウムたちが、何万羽という単位でやってくるバイもあり(また後日、面白エピソードをご紹介します!)、ロベケ国立公園が世界自然遺産に指定された理由の一つとなっているのです。
そんなバイの一つダンガイエで、今年8月初旬にドローンで撮影された、マルミミゾウの群れが今回のプロジェクトのトップ写真ですが、全景はここに挙げたドローン写真のように広大なもので、バイの縁に設置されている観察台からは、遠くて双眼鏡でも反対の端がよく見えないほどです。
ダンガイエは国立公園の北端に近く、湿地帯の真ん中に位置するおかげもあって、アプローチが悪いので逆にマルミミゾウやゴリラが我が世を謳歌しています。初めて視察に訪れた時も、伐採道路から車で行ける終点まで2時間、そこからさらに歩いて4時間近い行程で、プチ・サバンナの比でない行軍でした。その苦労の末に目にした野生動物たちは、人間をあまり知らないピュアな自然の姿だったと思います(この「人間を知っている」か「人間を知らない」かは、地域の自然保護活動を組み立てる上で実はキーになる点です)。
そしてダンガイエの純野生のエピソードの一つが、マルミミゾウとゴリラの出会い。観察台からかろうじて見えるか見えないかの、バイの北の縁のけもの道からゴリラのグループが顔をのぞかせ、シルバーバックと若いオス、それに子供たちがカヤツリグサの藪に入り込んで食事を始めました。グループの全貌をつかみたいと、双眼鏡で目を凝らしていると、バイの反対、南側で水浴びをしながら、ゆっくり動き回っていたマルミミゾウの親子が、ゴリラの方に近づいています。
仔ゾウはまだやんちゃ盛りらしく、お母さんの周りを跳ね回っていますが、そのジャボジャボいう水音が聞こえ始めたあたりから、ゴリラ・グループの方がキョロキョロと緊張しはじめました。
「へー、こんなに見晴らしのいいところでも、ゴリラは気にするんだ」
と、珍しい光景に好奇心を掻き立てられていると…。
シルバーバックと若いオスがおもむろに二本足で立ちあがり、音のする方を一生懸命、観察しはじめたではありませんか! ジャングルでしょっちゅう出会ってそうなマルミミゾウを、そんなに気にするとは想像もしていなかった私はびっくりしました。さらに仔ゾウがゴリラたちを発見し、喜び勇んでガボガボと跳ねながら走り寄っていくと…なんとシルバーバックが「ゥワー!」と叫び声をあげたかと思うと、パニックになってけもの道を逃げ去ってしまいました。もちろんグループ・メンバーは慌てて後を追い、いかにも遊びたそうな仔ゾウだけが取り残されたのです。
確かにマルミミゾウは気性が荒く、「森で会ったら気づかれる前にとにかく逃げる」が原則なのですが、それはこっちが人間でマルミミゾウにとっては天敵だから、向こうも容赦しないのだと(勝手に)解釈していました。しかしこんな場面を見ると、実はマルミミゾウたちは他の動物にも不寛容!?!?
ゴリラはシルバーバックによってかなり性格が違い、そのシルバーバックの性格がグループの行動パターンに大きく影響します。この時のゴリラ・グループが、なぜ自分と変わらないような体格の、ルンルンした仔ゾウにこんな神経質?な反応をしたのか…? それとも、そもそもあまりマルミミゾウを観たことがなくて、自分より大きな動物が近づいてくる、ということ自体に怖気づいたのか…?
今となっては真相はジャングルの闇の中ですが、ゾウやゴリラが見せてくれるこんな微笑ましい(笑 エピソードも、アフリカジャングルの野生動物観察の醍醐味の一つです。そんな楽園の将来を護るため、どうぞ皆さまのご協力をよろしくお願いいたします!!
ギフト
10,000円+システム利用料

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース
・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。
<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!
<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
- 申込数
- 45
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
10,000円+システム利用料

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース
・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。
<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!
<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)
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