保健師チームからの活動報告

＜保健師より ご支援くださる皆さまへ＞

この度は、株式会社メドミライのクラウドファンディングにご支援いただき、本当にありがとうございます。
また、こうしてご興味を持ってページをご覧くださった皆さまにも、心より感謝申し上げます。

保健師代表として、あらためて皆さまに感謝の気持ちをお伝えするとともに、私たちがこの活動に込めている想いをお届けします。

私たち保健師がMIRAMEDを通して目指しているのは、
生活習慣病の予防を通じて、皆さまの健康寿命をのばすことです。これは単に個人の健康を守るだけでなく、医療費の削減や、医療の質の維持・向上といった社会的課題の解決にもつながる、非常に重要なミッションだと考えています。

MIRAMEDのチャット機能を活用した保健指導は、
これまで「受けにくい」「続けにくい」と感じられていた健康支援を、
もっと身近に、もっと続けやすくする新しい仕組みです。

現在は、特定保健指導や企業の健康経営の一環として導入が進んでいますが、
将来的には、「希望されるすべての方が、いつでも気軽に利用できる“身近な健康サポート”」として活用されることを目指しています。

私自身、かつて病棟で看護師として働いていた頃、
働き盛りの方が突然の病で倒れ、生活も仕事も家族関係も一変してしまう。
そんな現実を何度も見てきました。

その中で強く感じたのは、

「もしもう少し早く生活習慣を見直すことができていたら、防げた病気があったかもしれない」という事実です。

突然の入院の多くは、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣の積み重ねによって発症する生活習慣病が原因となっていることが少なくありません。
つまり、生活習慣を改善することで予防のチャンスがあったはずなのです。

けれども現実には、
仕事や家庭の忙しさ、体調や経済的な事情など、
さまざまな理由から、医療や保健指導に取り組むことが難しいと感じている方が、実際に多くいらっしゃいます。

その結果、本来必要な支援が届かず、健康課題を抱えたまま孤立してしまう方も少なくありません。
一方で、保健医療の現場では働き手の減少が進み、支援を届けたくても届けきれないという課題も深刻化しています。

だからこそ私は、予防医療の重要性をこれまで以上に強く感じています。
“病気になってから”ではなく、“病気になる前に”関わることの意味と価値を、MIRAMEDの取り組みを通じて社会に広げていきたいと考えています。

私たちは現場で感じてきた「健康支援の限界」を、
テクノロジーと人の力で乗り越えていきたいと本気で考えています。

そして、誰もが健康で心豊かに暮らせる社会を、
支援してくださる皆さまと一緒につくっていきたいと思っています。

皆さまのご支援が、私たちの取り組みを一歩一歩、確実に前へ進めてくれています。
本当にありがとうございます。

今後も、進捗や成果を丁寧にご報告してまいりますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。