この命尽きるまで・・・

 

ここは沖縄のビーチ　那覇から2時間の道のり

 

私にとって特別な場所

 

だってここは、マロちゃんが、子猫の時に捨てられ

兄弟で身を寄せ合い、どうにかこうにか生き抜いた場所だから

 

ある７０代の婦人が、３匹の子猫を助けた。

中でもマロちゃんは、先天性の障がいがあり瀕死の状態だった

 

寝ずに看病したご婦人の善意が功を奏し

マロちゃんは兄弟猫３匹とともに

はるばる沖縄の地から私の元へやってきた。

 

マロちゃんが亡くなって１年が経った

 

 

私はどうしてもこの目で見たかった

 

２匹の兄弟猫は、もらわれた。

 

障がいのあるマロちゃんは

３年弱の短い命の時間を、私と共にいてくれた。

 

 

 

 

 

そして今、長友心平画伯の手によって

愛らしい笑みを浮かべるキュートなイラストになった

 

 

 

 

あの夕陽の向こうで

マロちゃんは見ていてくれているだろうか？

 

命の輝きは人も動物も　この夕陽のように美しく

かけがえのない存在

 

一人、一匹の誕生にはみんな意味がある

 

生きる価値がある

 

『簡単に消し去っていい命なんて一つもない』

 

私は、自分の命が尽きるまで、
このとっても大事なコトを伝え続けていこうと思う。

 

マロちゃんが微笑むこの『保護猫の家　ARIGATO』で。