保護猫にかかる医療費

 

猫ちゃんを保護すると、里親さんに出すまでは医療費や食費がかかります。

一体どれくらいかかるのか？というと・・・

 

◇ワクチン代 ◇ 約3000円〜6000円　年間 10000円以上

三種混合と五種混合がありますが、三種混合が主流です。
五種は副作用が強く出てしまう猫ちゃんもいるそうです。

生後２か月と３か月に１回　そのあとは年に１回づつ打ちます。

 

◇不妊・去勢の手術◇ 15000円〜30000円（男の子）

　　　　　　　　　 　20000円〜40000円（女の子）　

女の子の方が若干高めです。子宮がお腹の中にあるため、開腹手術が必要だからです。増やさないためには、絶対に必要な不妊手術。NIPPONSPCAでは、手術・ワクチンを接種してからのお渡しになります。

子猫５匹を受け入れるだけでも、数十万円かかってしまいます。
それでも絶対必要な金額なので、これまで協会寄付で足りなかった場合は、代表理事が補填していました。以前は、ワンコ中心に受け入れていたので、月に１０万円以上の出費も普通にありました。代表理事がそれを補填することも過去に何度もありました。

 

 

しかもこれも健康な猫ちゃん、ワンちゃんの話。このマロちゃんは、先天性の手足の奇形と先天性の腎臓の病気を抱えていました。尿がうまく排出できずに、入院。1週間で8万円、しかもそれが３回ほどありました。

排尿や薬代で、月2万〜５万という出費。でもマロちゃんは何も悪くありません。いや、少しでもQOLを上げるために、できる限りの医療を施しました。残念ながら約４年で亡くなってしまいましたが、腕に抱かれながら最後はとても安らかなお迎えでした。

 

 

一匹でも多くの猫を救いたい！しかし、これでは活動自体が疲弊してしまいます。保護猫カフェにすることと、猫ホテルを併設することで、これらの医療費を賄いたいと考えています。