⑩ 減っていく状況も見守ろう

アオウミガメの食欲はなかなかのものでした。ウミショウブはみるみる減っていきます。
そして、開花の観察がほとんどできなくなってしまいました。
野底小の子どもたちには、一旦ウミショウブの観察は保留して他のテーマに変更してもいいけど…と相談しましたが、子どもたちはこのまま続けたい！と言います。

研究用の小さな防護柵の中のウミショウブを観察したり、アオウミガメの数をカウントしたり、サンゴ礁学会で活動を報告したり、できることを探して継続しました。
それでもウミショウブの減少は止まりません。このままでは、根からだめになって「ここにはウミショウブという海草があったんだよ」というお話しか残らなくなります。
いよいよ積極的にアクションを起こす最後のチャンスです。悔いなくやれることはやりたい！
子どもたちとのチャレンジが始まりました。