我以外皆我師

 

生きて行くための方法は数多くあれど、何がベストなのかは今はまだわかりません。

 

とりあえずは、今関わっていることには何か意味があるはずだから、全力で取り組むべきなのでしょう。

 

私は、お世辞にも世渡り上手な人間でもないですし、ビジネスの才能にたけた人間でもありません。

 

自分で言うのも何ですが、器用な人間ではないということだけは確かなこと。

 

不器用な人間にできないことは多々あれど、不器用なら不器用なりに、不器用な人間にしかできないことだってきっとあるに違いありません。

 

いつも教えられる側・学ぶ側にいることで、この世界の輪郭みたいなものが見えてくるものです。

 

かつて教師をしていたということがちゃんちゃらおかしい今の境遇。

 

５０代も半ばを過ぎて、いい歳したオヤジはなおも発展途上中。

 

老いている場合ではないのです。まだまだ成長し続けなければ…。

 

宇宙から、自然から、周りにいる仲間から、元教え子たちから、妻から、今は様々なことを教えられる立場。

 

「我以外皆我師」

 

作家吉川英治氏のことばが今はずしりと胸に響きます。