
寄付総額
目標金額 4,330,000円
- 寄付者
- 207人
- 募集終了日
- 2020年5月15日
タイトル:3年ぶりに現地、ボグド村に行ってきました!
本クラウドファンディングが皆様のご支援により成立して以来、コロナ感染症の影響で一度も現地、ボグド村に足を運ぶことができない状況が続いておりましたが、この度、3年ぶりに現地に出向き、栽培および緑化地で計画的な植生実験、新しい予備的実験などを行なってきました。まずは、ご支援頂いた多くの個人、団体会員の皆様に心より御礼を申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2020年、2021年と現地での実験ができない日々が続き、その間にモンゴル科学アカデミーの研究者、現地協力者のご協力のもと、栽培地の管理や植樹作業、日本とつながるwebカメラの設置などを行ってもらいました。
この3年間、日本では、これまでのデータから、カンゾウがよく育つための新たな知見を見出す取り組みや、植物生育に最も重要な土の保水性を高める材料を製造する技術を試してきましたが、なかなか実装に移すことができず、もどかしい日々が続いておりました。今回久しぶりに現地に出向き、その成果を実装することができました。
日本からは、安福教授、大嶺教授、古川の3名が現地に向かいました。モンゴルからは、モンゴル科学アカデミーの研究者メンバー、現地の栽培サイト管理人、料理人、ドライバーが調査に参加しました。
今回同行できなかった丸居教授とは、現地でオンライン会議を行い、実験の様子を伝え、今後の研究方針の打合せを行うことができました。
今回は日本を2022年9月2日(金)に出発し、9月9日(金)に戻るという日程で行動しました。現地ボグド村には、実質4日間滞在し、計画していた実験や調査を行ってきました。その具体的な内容は、次のようです。今回、出発間際に他国からの帰国時にPCR検査を事前に受ける必要がなくなり、実質的な調査が1日長く行うことができ、調査の観点からは時間を有効に使うことができました。以下に、その日その日でどんなことを行ってきたかをまずは簡単に感想を添えてご報告します。
9月2日(金):
・日本(成田)から首都ウランバートルへ移動 (チンギスハーン国際空港着)
・空港はこの4月から新しい空港になっていました。日本の建設会社が建設したとのことでした。
9月3日(土):
・朝8時半ごろウランバートルを出発し、8人乗りのワゴン車で休憩を挟みながらボグド村へ移動。現地に着いたのは夜8時を過ぎていた。
9月4日(日):
・現地の状況視察
・ボグド村首長との打ち合わせ
9月5日(月):
・緑化サイトにて、地下水確認とカンゾウ生育状況確認のためのトレンチ(大穴)掘削 (写真)

・丸居教授とのオンラインミーティング (写真)。前日の予行演習が良かったのか、思いのほかスムースにオンラインでの会議ができ、また、栽培地の様子も併せて診てもらうことができた。

9月6日(火):
・地下水利用のための井戸掘削。2m20㎝程度の深さまで掘削し、漸く地下水を確認し、安堵する。地下水が観察できなければどうしようかと思いながら、若手の新しいメンバーに掘り進んでいってもらった。感謝しかない。 (写真)

・プラスチックごみと家畜糞を炭化した高保水性材料の開発 (写真)。

9月7日(水):
・過去の実験結果からAIが導いた最適な土の条件によるカンゾウ栽培実験(写真):果たしてAIは乾燥地で役立つのだろうか?

・ソーラー電池を用いたポンプでの地下水くみ上げによる潅水の自動化と点滴灌漑実験 (写真):乾燥地緑化の救世主になりえるのだろうか?興味津々

9月8日(木)
・現地で使用したテント、ゲルなどなどを片付け、次回使う多くのものは食堂に整理してしまう。ゲルの解体を通して、その機能性に感服する。午前11時ごろボグド村を出発し、首都ウランバートルへ移動する途に就く。なんと、ウランバートルのホテルに到着した時には、夜の11時を過ぎていた。
9月9日(金)
・朝5時起床し、首都ウランバートルの空港 (チンギスハーン空港)に向かう。トラブルもなく、思いのほかスムースに出国できる。成田には午後1時半ごろ到着。入国の際にMySOSのアプリを使って手続きする。入国も比較的簡単にでき、ほっとする。 全員無事に帰国できたことを喜ぶ。
各実験の具体的な報告および現地レポートは、後日新着情報として掲載致します。
最後に、モンゴルでは昨年からBillion Tree project という環境保護のための植樹活動が始まっており、ボグド村全域で、8年間で200000本もの木を植樹する目標が掲げられました。
https://thediplomat。com/2022/06/mongolias-1-billion-tree-movement/
私たちが実施している研究プロジェクトもBillion Tree Projectに協力できることになり、大規模な砂漠化防止技術の実装の夢がいよいよ現実に近づいてきました。持続可能な地球環境保護のために少しずつ進めていた活動が、皆様のご支援もと、実を結ぶこと、本当にうれしく思っています。ありがとうございました。

写真:ボグド村首長と安福教授:私たちが現地で調査を始めてから4人目の首長さん。今回1000個のポットを寄贈するセレモニーが私たちが使ったゲルの中で行われた。

写真:新しい若手研究者メンバーも一緒での調査メンバーの集合写真(手作りのハウス(食堂、会議場、納屋として使用)を背にして)
ギフト
5,000円
プロジェクト応援コース
■サンクスレター
■活動報告書(1年ごとにお送りいたします)
■寄付金証明書
*寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
プロジェクトサポーターコース
■サンクスレター
■活動報告書(1年ごとにお送りいたします)
■HPにご寄附者様としてお名前の記載(個人名)
※寄附時に必ずHPに記載ご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
■寄付金証明書
*寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります
- 申込数
- 185
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円
プロジェクト応援コース
■サンクスレター
■活動報告書(1年ごとにお送りいたします)
■寄付金証明書
*寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
プロジェクトサポーターコース
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※寄附時に必ずHPに記載ご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
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