鳥インフルエンザによりクロヅルが大量死

2023年12月、ハンガリーで20,000羽ものクロヅルが鳥インフルエンザに感染して死亡しました。写真は

2006年に会議で訪問した際の現場ホルトバイ自然保護区の写真です。写真背景の古い養魚場がツルのねぐらになっていて、感染死したツルの多くはここで発見されたようです。展望台から視察されているメーベス博士はヨーロッパでも著名なクロヅルの研究者で、タンチョウ保護研究グループの活動を長く応援してくださっていましたが、ツル大量死のニュースの前にご自身がCOVIDで亡くなられました。大好きなツルと共にウィルスによる感染症という共通ので病気で生涯を閉じられのは、博士からの無言のメッセージかもしれないと受け取っています。タンチョウでも同2023年には2年続けて鳥インフルエンザによる感染死が見つかってしまいました。