遥かなる日本海縦貫線とその先　食堂車目線

これまで多くの方からご支援を賜り、とても感動しております！

私も出来る限り、お伝え出来る事をまとめてまいりたいと思いますので、早い段階での第二、第三の目標までを目指していけますよう、お願い申し上げます。

よくある構想、史実にはなかなか触れられないところがあるのでしょうが、実際に検討されていたのが、ブルートレイン「日本海」の札幌行でした。

実際、１９８７年度に３両のサシ481、サシ489を改造し、２４系化のうえスシ24形として準備までしています。

このうちの2両は金沢運転所で｢白山｣に使用されていたサシ489形で、改造後のスシ241は現在も京都鉄道博物館に収蔵されています。

最終的にトワイライトエクスプレスとなり、臨時運行として大阪－札幌間で運行する事になるわけですが、元々は日本海に連結予定だったそうです。

とはいえ、３両しかありませんから予備車を含めれば札幌まで行こうとなると連結しない日を設定しなければならなくなります。

当初の想定では、１９８９年３月のダイヤ改正あたりから大阪－函館間で連結する予定だったそうです。

函館－札幌間をほぼ昼行特急とすることもあり、昼寝利用、立席特急券利用を想定し、当初の日本海１・４号函館行には寝台解体後の居住性が高い２４系２５形の０形が集中配置されていたのもそのせいです。

しかし北斗星のコース料理人気と１９８８年１０月から１２月にかけてクルーズ運行された「オリエントエクスプレス」の人気で、北海道＋ブルートレイン＝ディナーという定義のようなものが出来てしまったため、急遽計画されたのが、トワイライトエクスプレスだったというのが定説です。

元々白鳥のご先祖様も、昭和２５年設定の急行日本海です。

日本海縦貫線をリスペクトする為にも、この食堂車サシ481-48は貴重な貴重な、地域の宝に、カタリバに、利活用したいです！