
寄付総額
目標金額 2,500,000円
- 寄付者
- 174人
- 募集終了日
- 2018年8月20日
文武両道を貫いた先で成し遂げたいこと~相澤(理工学群3年)~
こんにちは。筑波大学陸上競技部長距離パート3年の相澤拓実です。
はじめに、筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトへのご支援に心より感謝申し上げます。箱根駅伝予選会まで残り1ヶ月を切った今、皆様のご期待に応えられるように最後の走り込みをしているところです。
さて、僕は、理工学群の物理学類に所属しているため「その立場だから経験してきたこと」と「大学で成し遂げたいこと」を述べさせていただきたいと思います。
まず最初に、高校時代のことから。僕は駅伝でいう強豪校と呼ばれるような高校ではなかったために、練習量はそれほど多くありませんでした。それでも1500mでインターハイ(和歌山)に出場することができたのは、単純な路線(種目)変更でした。2年生までは5000mをメインに取り組んでいましたが、2年のシーズンが終わって顧問の先生と話して、インターハイに出場するために、僕の持ち味であるスピードが生きる1500mを狙うことにしました。
冬季トレーニングからスピード練習をして、翌春から1500mに出場し、とんとん拍子に記録も伸び、高校総体の県予選とブロック(地区)予選を無事に通過。特別なことをしたわけではありませんでしたが、思惑通りにインターハイに進むことができたのです。元々がスピードには自信があったほうなので、2年生までの長距離練習がスピード持続力を高めることに繋がり、その有酸素能力向上の恩恵があったような気がしています。
インターハイ出場が僕のその後を大きく変えたわけではありませんが、些細なことで人が経験することは全く違うものになることを学びました。そして、迎えたインターハイ。
インターハイの1500mでは、予選の第4組に出場し3分53秒の5着で予選落ちでした。決勝進出まで1.5秒だったのですが、決勝に進む選手のほとんどが、全国高校駅伝を目指しているようなチームに所属していました。たったの1.5秒がとても悔しかったわけですが、たくさん練習しているはずの選手とそれほど差がなかったことに励まされ、大学では逆転できるではないかと漠然と考えたことを思い出します。
しかし、大学に入り、陸上競技部での活動を開始してみて、その考えが甘かったことを思い知らされました。入学当初は大学の練習量に慣れることがなかなか出来ず、怪我を何度も繰り返しました。「2ヶ月練習しては怪我をして、数週間を休む」ということがパターン化されたかのようで、このまま強くはなれないのではないかとさえ思えてきました。そんな感じですから、記録など伸びるはずもなく、2年生までは、やるせない気持ちで過ごす日々が多かったように思います。
どうして?こんなにも上手くいかないのか・・。
自分で決めた道なので、勉強を言い訳にする気はありませんが、1年生のときは苦しかったのは事実です。授業が6限(18時)まであり、専門基礎専攻という科目で、物理、数学、化学の基礎知識を広く浅く勉強する時期でした。授業が終わって練習場に直行し、練習終了時刻が20時を過ぎることは日常茶飯事。目の前のことをこなすだけで精一杯で、競技と勉強を両立させる余裕がなかったように思います。
しかし、練習について先輩からアドバイスを貰ったり、フォームについて質問したりすることにより、生活や競技でも効率を考えるようになりました。2年生から少しずつ練習を継続できるようになり、時間の使い方を覚えたことで、徐々に競技と勉強を両立できるようになっていきました。授業の空きコマ(時間)で課題を仕上げたり、身体のケアをしたりして、やるべきことを夜に持ち越さないように昼間の空いている時間を有効利用するようにしました。
睡眠の時間確保と質の向上にも繋がることなので、体調も安定するようになり、こなせる練習の質が高まっていきました。大きな怪我もしなくなり、練習も安定してできるようになっていきました。その結果、2年生の秋に5000mで大学入学後初めて自己ベストを更新することができたのです。
その後の冬季練習の前に弘山コーチと面談を行い練習の仕方等について話をし、想い悩んでいたことが吹っ切れて、練習のコツのようなものを少しずつ掴んでいきました。練習を積んでいけばいくほどに段々と力がついていくことが実感でき、益々モチベーションが高まる好循環が生まれ出したのです。
その冬には10kmのレースにも初挑戦し、30分45秒で走破。長い距離にも対応できたことで、自信が芽生えだし、春にはインカレの大学代表選手になることが目標になっていきました。そして、今年の春に1500m、5000mで大幅に自己ベストを更新して、目標とする「1500mで関東インカレに出場する」を達成できました。
私がここまで記録を伸ばせたのは、体育専門学群以外の学生が多く在籍しているのも理由の一つです。同じような境遇の仲間が多くいて、それぞれで切磋琢磨し合える筑波大学の環境のおかげだと思います。長距離チームの仲間のうち体育専門学群以外では理工学群の学生が最も多く、1年~3年生で9人います。勉強の忙しさを言い訳にしないよう自分に言い聞かせるのはもちろんのこと、理工学群の学生同士で互いに励まし合うようにしています。
筑波大学の理工学群というと、第80回箱根駅伝の学生連合チームで5区の区間賞を獲得した鐘ヶ江先輩がいます。昨年、鐘ヶ江先輩がわざわざ大学まで出向いてくれて、話をしてくれました。それ以来、自分たちでも「やればできる」という強い気持ちになれたことも大きかったように思います。それまでは、課題やテストで忙しい場合、それを言い訳にして、コンディショニング(カラダの手入れ)などを怠けることがありましたが、今では、そういうことがなくなりました。
僕の目標は、文武両道を貫き、才記先輩や森田先輩、小林先輩のようにインカレで活躍することです。それぞれの記録を記しますが、才記先輩も小林先輩も5000mを本気で狙えば、簡単に13分台は出せたはずです。
才記先輩=1500m:3’45” / 5000m:14’03”
森田先輩=1500m:3’43” / 5000m:13’51”
小林先輩=1500m:3‘41” / 5000m:14’11”
このような素晴らしい記録を出した先輩たちの努力と成長を間近で見てきたので、僕もそうなりたいですし、筑波大学なら可能だと思っています。上記の先輩たちが箱根駅伝を目指して持久力を高めて、1500mと5000mの記録を伸ばしてインカレの表彰台に立ちました。同じように、今年の春からは強い覚悟を持って競技に取り組むことができています。
そう僕は、筑波大学で、文武両道だけではなく、インカレと箱根駅伝の両立を成し遂げたいのです。
今は箱根駅伝予選会でチームに貢献することを最大目標として頑張っています。スピード走能力では誰にも負けない自信がありますが、1万m以上のレースでは思うような結果が出せていません。それは、僕の課題である「持久力」「ランニングエコノミー」が共に低いからだと思っています。そのためにも、箱根駅伝予選会を選手として走りチームに貢献することを目標にし、同時に、この二つの課題を改善することができれば、この秋の記録向上や来シーズンの大会が楽しみになってきます。
プロジェクトにご支援いただいている方々や自分が成長するきっかけを与えてくれるコーチ陣、そして、チームメイトには本当に感謝しています。その恩返しは、走ることでしかできませんから、箱根駅伝予選会突破を目標に、精一杯走りたいと思います。
引き続き、ご支援と応援をよろしくお願い致します。
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