目標の５０％に到達できました。

（長文お許しください）

７月１日朝です。おはようございます。

クラウドファンディングに挑戦して９日目の６月２９日夜に、目標の５０％に到達できました。

私自身がこんなにも早く到達できるとは、予想していませんでした。

ですが、皆さんからのご支援と同時に応援コメントをいただいて、お一人お一人が寄せていただいたそのお気持ちがとにかく嬉しくて、感謝申し上げます。

 

今日７月１日は特別な日です。

ある意味この日からスタートしたのかもしれません。

それは重たい心臓病を抱えた長男が、小学６年生になってすぐに入院して、５度目の手術に挑み、その後の経過は心配な状態から抜け出せず病院のICUから出ることが難しく、天国に旅立った日です。

悲しいことですが、親としてできる限りのことをやり尽くして、悔いる気持ちはありませんでした。

その代わり長男からは「父ちゃん、この鮫川村にたくさんの子どもたちが笑顔になれるような場所にしてね」ってバトンを引き継いだ思いでした。

 

その２か月後に、今クラウドファンディングにトライしよう！！！と張り切っている２５歳の陽平がいます。（長男が天国に旅立って２か月後に陽平が生まれました。）

これからのこの村を、同じ地域を元気発信ができるように…今があります。

 

今トライしているペレット製造機・小麦の製粉機も、とことん自然農を追及して、さらに効率よく安心安全なお米や野菜を育てたい、そして多くの人に食べてもらいたい！その想いの根底に長男に１日でも元気でいてほしい！

親としてできることは、食の安心安全が絶対条件でした。

それを食べることが、何よりの薬になる！！と思ったからです。

 

今はコロナ禍中ですが、もしかしたらこの安心安全な野菜を食べることで免疫力もついて、コロナを寄せ付けないくらいの薬になるのか！そう思っています。

 

幾多の困難にも遭遇しました。

２０１１年東日本大震災と原発事故、同年４，１１縦揺れ大地震、２０１４年雪害、２０１９年台風１９号豪雨…

震災直後に福島の子どもたちが見えない放射線の恐怖が隣り合わせの暮らしになり、ストレスもすごく、親も同時に不安を抱えながらでした。

小さな自然学校ですが、全国に仲間がいます。

その仲間に声をかけ立ち上がったのが「ふくしまキッズ」の活動でした。

５０００人を超える子どもたちが全国でお世話になりました。

その子たちは今、高校生・大学生・社会人にかっこよく成長しています。

そしていつか社会に恩返しのできる人間になりたい！！と志をもってたくましく生きているのです。

やって、動いてよかった…と思っています。

私には金銭の余裕はありません。

でも子供が子どもらしく笑顔と元気を奪う世の中になっては絶対にいけない！

コロナ禍中でもそう思います。

 

コロナで思うように動けないジレンマはありますが、会えなくてもこうして皆さんと強力につながっていることを実感しています。

ありがとうございます。

 

今回のクラウドファンディングのあと半分の目標に向かって、どうかまたお力を貸してください。

お願いします。

 

このチャレンジを具現化できる！そのことが、これからの農山村の未来につながる大きな大きな１歩となります。若者が農村に集い、大地に向かって汗を流す、安心安全な作物をとことん探究して、手間はかかりすべて地味な作業ばかりですが、その先に皆様の笑顔が待っていることをイメージすると、大きなパワーに変わっていきます。

 

農村部が希望あふれる場所、みんなが笑顔になって集い交流できる場所…そのような社会に出来たら素敵です。

一人の力ではできません。皆様のお力も必要です。そしてつながることが大事です。大切なあなた様のお力をこれからもよろしくお願いいたします。