国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ 2枚目
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ 3枚目
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ 4枚目
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ
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国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ 3枚目
国立民族学博物館|1000年の時を越える文化財。海を渡り日本へ 4枚目

寄付総額

10,215,000

目標金額 4,000,000円

寄付者
624人
募集終了日
2025年11月17日

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2025年11月12日 15:13

【11/5開催ライブ配信レポート①】オープニング・自己紹介・特別展魅力について

先日11月5日(水)に開催したライブ配信にご参加いただいたみなさま、配信後のアーカイブをご視聴いただいたみなさま、誠にありがとうございました。おかげさまで、当日は多い時には1,800名以上の方にライブ配信をご視聴いただきました。

 

本日は、ライブ配信「みんぱく研究者が語る!発掘調査秘話と特別展の魅力〜カフィル・カラ遺跡出土遺物からみる東西文化交流〜」の様子を、ごく一部ですが、レポートいたします。

 

 

<オンラインライブ概要>

【日時】2025年11月5日(水)19:00~19:50頃まで

【登壇者】

国立民族学博物館 准教授・特別展実行委員長 寺村裕史

・ベルリン・ブランデンブルグ科学アカデミー研究員/国立民族学博物館客員研究員 ベグマトフ・アリシェル

・国立民族学博物館 職員 柴切

 

※ライブアーカイブは以下よりご視聴いただけます。

 

 

 

■オープニング


 

司会 柴切:

皆さん、こんばんは。国立民族学博物館のクラウドファンディング特別オンライン配信、みんぱく研究者が語る「発掘調査秘話と特別展の魅力――カフィル・カラ遺跡出土遺物から見る東西文化交流」をご覧いただき、ありがとうございます。

本日、進行を務めます、国立民族学博物館の柴切です。 どうぞよろしくお願いいたします。

 

今日はお2人の研究者の先生方に、来年開催予定の特別展「シルクロードの商人(あきんど)語り―サマルカンドの遺跡とユーラシア交流―」について、展示の見どころや目玉展示となる木彫板などの発掘のお話を伺っていきます。配信はおよそ1時間程度を予定しております。最後までごゆっくりお楽しみください。

 

 

■自己紹介


 

司会 柴切:

早速ですが、お1人ずつ簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?

 

特別展実行委員長 寺村:

皆さん、こんばんは。国立民族学博物館 研究部の寺村裕史です。 どうぞよろしくお願いします。私の専門は考古学でして、主に中央アジア、ウズベキスタンの古代シルクロード都市の成り立ちや、人や文化の交流について研究しています。

 

発掘調査では、隊長として、作業員さんに指示を出したり、調査全体の調整を担当しています。また、特別展の実行委員長として、特別展の企画全体も取りまとめております。

 

短い時間ではありますけれども、展示の魅力や発掘調査の裏側などをお話しできればと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

客員研究員 アリシェル:

皆さん、こんばんは。べグマトフ・アリシェルと申します。

私は、ウズベキスタン・サマルカンド出身ですが、ちょうど7年前に、京都大学の大学院を出て、ドイツのベルリン・ブランデンブルク科学アカデミーに勤めています。今は、国立民族学博物館の外国人研究員として日本に滞在しています。

 

専門は、ソグド人の言語と文化を研究しており、カフィル・カラ遺跡の日本調査隊の一員として、遺物の発掘に関わっています。特に図像と文字資料の研究を進めているので、今日はそれらの一部についてお話ししたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。

 

 

■特別展の見どころについて


 

司会 柴切:

ありがとうございました。それでは続いて、今回の特別展の内容について、先生方にご紹介いただきます。寺村先生・アリシェル先生 よろしくお願いいたします。 
 

特別展実行委員長 寺村:

シルクロード交易で活躍した商人(あきんど)に焦点を当て、古代から現代に至るまでの、商人の活動を軸として、それにまつわる資料を展示するという内容になっています。

 

みんぱくの特別展示場は、ご来館いただいたことがある方はご存知かとは思いますけれども、1階と2階に分かれているんですね。 今回はその1階の部分を、過去・古代のパートとしています。そして2階の部分を、現代のパートということで、テーマを分けて展示を行います。

 

1階は、今回クラウドファンディングでご紹介している木彫板をメインとした、ソグド商人と呼ばれる商人たちが活躍した時代、6世紀~8世紀の資料が中心です。主にカフィル・カラ遺跡から出土した考古遺物などを展示する予定です。

 

そして2階は、近現代におけるくらしと商いというテーマで、みんぱくの収蔵資料を中心に、実際にバザールなどで商いをしている現代の商人たちに焦点を当てて、そのバザールで売り買いされているものや、現地の人たちが扱っている品物などを展示する予定です。

 

このように、過去から現代までを、商人の活動を軸にして、紹介する展示を目指しています。以上で簡単な説明となりますが、アリシェルさんの方から少し補足をお願いします。

 

客員研究員 アリシェル:

はい、ありがとうございます。 現代に生きるシルクロードの遺産について少し一言お伝えしたいと思います。

 

おそらくウズベキスタンなど、中央アジアに、行ったことのある方でしたら、一番想像しやすいのは、綺麗なメドレセやモスク・綺麗なドームがついた青色の廟(びょう)などを想像することができるかと思うのですが、イスラム期以前のものになりますと、現在は大体、土に埋もれ、丘のように自然な形に残っているので、パッと見ては分からない、そういうような遺跡が数多くあります。

 

中でもやっぱり、形や出土例としても特別なのは、今ちょうど、寺村さんの背景に映っているカフィル・カラ遺跡ですね。非常に注目されており、近年、世界遺産にも登録されました。

 

 

そしてやはり、出土遺物の木彫板や封泥(ふうでい)は、他に中央アジアでは例がないので、今日はぜひそれらについてお話ししたいと思います。

 

司会 柴切:

はい、ありがとうございます。お話を伺っていると、とても見応えのある展示になりそうですね。我々も頑張っていきたいと思います。

 

展示の内容についてはここまでとさせていただきまして、ここからは、カフィル・カラ遺跡とはどのような遺跡なのか、そして今回の展示の目玉である「木彫板」について、発掘調査の裏話も交えてお話しいただければと思います。

 

- - - - - - - - - - - - - - 

 

配信レポート①はここまでとなります。

引き続き配信レポート②では、「カフィル・カラ遺跡や木彫板について」をお伝えいたします!

 

 

ギフト

5,000+システム利用料


A:みんぱくオリジナルグッズ①

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●トーテムポールえんぴつ
●A4クリアファイル

●お礼状、寄附金受領証明書
●謝辞パネルにお名前記載(希望制)

申込数
61
在庫数
38
発送完了予定月
2026年1月

5,000+システム利用料


B:みんぱくオリジナルグッズ②

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●みんぱくオリジナル付箋
●チケットホルダー

●お礼状、寄附金受領証明書
●謝辞パネルにお名前記載(希望制)

申込数
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A:みんぱくオリジナルグッズ①

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