15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 2枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 3枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 4枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 5枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 6枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 7枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 8枚目
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15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 5枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 6枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 7枚目
15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営 8枚目

支援総額

32,015,000

目標金額 30,000,000円

支援者
1,031人
募集終了日
2025年4月25日

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2025年04月16日 16:21

データで見る生育格差|「死にたい」の背景

 

「1週間路上で過ごした。毎日死のうとして死にきれなかった」

 

相談者が最初の面談で涙ながらに語った言葉です。

Homedoorへの相談者は、このように極限まで追い詰められた状態で来所する方も少なくありません。

 

NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの『自殺実態白書2013』で報告されている「自殺の危機経路」では、自殺に最も接近する危機要因としてうつ病(精神疾患)・家族間の不和・生活苦が位置づくことが明らかにされています。

引用:NPO法人自殺対策支援センターライフリンク『自殺実態白書2013』

 

 

Homedoorには、この3つの危機要因すべてを抱えた若者たちが相談に訪れています。

 

2023~2024年の10~20代来所相談者で精神的な不調や障害を訴えた人は45人。そのうち半数近い20人はうつ症状を訴えていました。本人からの直接的な訴えはないものの、うつ症状を疑うような状況にある方も多いです。

 

そして「データで見る生育格差|若年層困窮者の家庭環境」の記事でも述べたように【10~20代の若年相談者の83%が、生育時に虐待や親の死別や離婚による生活苦などの社会的不利を経験している】ことが分かっています。

 

さらに、Homedoorへ相談にくる若者たちはみな、生活苦の状況にあります。

 

このとおり相談者は多くの場合、うつ病(精神疾患)・家族間の不和・生活苦を抱えているのです。相談の場でも「ここで相談してダメだったらもう…死のうと思っていた」と心情を吐露する人がいます。

 

母親と暮らしていたが、中学生の頃に母親が自殺。母親からは「生まなければよかった」と何度も言われていた。児童養護施設に入所し、退所後は家を借りて生活していたが収入が途絶えた。「もう死のう」と思って身分証なども捨てて家を出た。橋から飛び降りようとしたけど、死ぬ勇気もなかった。(30代女性)

 

物心がつく頃には母親しかいなかった。小学生時に児童養護施設に入所し、心理支援を受けていた。コミュニケーションが苦手で、高校は中退。10代の頃から「死にたい」「消えたい」と思ってきた。相談に来る1か月前に首を吊ろうと思いロープを購入した。(20代男性)

 

親が再婚したが関係が悪かった。「死にたい」という気持ちがずっとあって、中学時代にはリストカット。中学卒業と同時に実家を出て知人宅に身を寄せていた。Homedoorへの相談の1年前に受診してうつの診断をされた。通院が必要だったが、知人宅を出ることになり受診が途絶えた。(20代男性)

 

 

このように、社会的養護に繋がっていた人や、精神科での受診歴がある人でも、支援や通院が途絶えることで精神面も生活面も悪化してしまい、深刻な状態に陥ることがあります。

 

幼少期より抱えてきた心の傷からの回復は容易なことではありません。それに加えて、経済的困窮、働きたくても働けない焦燥感、頼れる人の不在といった、複合的な困難を相談者は背負っています。

 

アンドベースでは、カウンセリングの機会提供などで「死にたい」というほど辛い思いを受け止めながら、アンドベースが入居者にとっての「安全基地」となるよう、時間をかけてサポートしています。施設内に専門のカウンセラーがいることで、これまでカウンセリングを受けることにハードルを感じていた方やその機会がなかった方でも、気軽にアクセスできるように配慮しています。

 

そして、アンドベースから新しい住まいに移ったあとも安心して過ごしていけるように、その人にとって必要なことを日頃の関わりを通じて確認しながら、障害福祉サービスの利用や就労支援など、新しい生活基盤づくりに取り組んでいます。

 

長期滞在型の宿泊施設だからこそできる「ゆっくりじっくり関わる支援」を応援していただけると嬉しいです。


※本記事は、NPO法人全国自死遺族総合支援センターによる「『自死・自殺』の表現に関するガイドライン」 を参考にしています。

 

 

リターン

5,000+システム利用料


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アンドベース応援コース|5千円

【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。

申込数
355
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

10,000+システム利用料


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アンドベース応援コース|1万円

【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。

申込数
438
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

5,000+システム利用料


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アンドベース応援コース|5千円

【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。

申込数
355
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

10,000+システム利用料


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アンドベース応援コース|1万円

【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。

申込数
438
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月
1 ~ 1/ 27


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