【あと27時間！】未来を守るために～TNRとコジロウの新しいチャンス

これまでの多大なるご支援に、心から感謝申し上げます。皆様の温かい応援が、私たちと猫たちにとって大きな励みとなっています。

 

しかし、クラウドファンディングの終了まで残り28時間となり、まだ第二目標には到達していません。今この瞬間も、救いを待っている猫たちがいます。

 

彼らの未来を守るために、どうか最後までのご支援をお願い申し上げます。

 

 

私たちが猫を保護する際、または保護を受ける際に最も重要なのは、ウィルス感染の有無です。白血病やFIP（猫伝染性腹膜炎）など、他の猫に感染する病気にかかっていないことを祈りつつ、病院へと急ぎます。

 

ですが、そんな心配をしなくてもよい社会――つまり、野良猫のいない社会を私たちは本気で目指しています。現実的には難しいかもしれませんが、私たちはその可能性を信じ、TNR（野良猫の不妊手術）を続けています。

 

前回のプロジェクト壱岐島TNRを行う決意をしたのも、壱岐島でFIPが蔓延し、多くの猫が命を落としている現状を知ったからです。

 

致死率100％といわれる恐ろしい感染症にかかってしまったら、私たちの手で救うことはできません。

 

だからこそ、TNRが必要なのです。新たな命を守り、悲劇を繰り返さないために――感染症が広がる前に、私たちができることは一つしかありません。

 

 

そんな中、茶トラの「コジロウ」と出会いました。

コジロウは、他の5匹の兄弟と一緒に個人ボランティアさんに保護されました。口の痛みを訴えているようだったため、病院で検査を受けたところ、猫白血病と診断されました。保護時の検査では陰性だったのに、免疫力が低下して感染したのです。猫白血病は、免疫力を著しく低下させ、感染症に対する抵抗力を弱める病気です。それでも、コジロウは口の治療を終え、今では元気に過ごしています。

 

幸いなことに、他の猫たちは再検査でも陰性でした。

 

 

1歳を迎えた今も、コジロウは個人ボランティアさんと共に、新しい家族を待っています。ボランティアさんは、認知症の重いお母様を看護しており、日々の生活は非常に困難です。お母様がコジロウを認識していないため、いつ事故が起こるかわからない不安な状況です。

 

だからこそ、コジロウには、安全で温かい新しい家庭が必要です。私たちはTNRを通じて感染症の脅威から猫たちを守る活動を続けながら、今ここにいる命も全力で支えていきます。

 

今回のクラウドファンディングは、TNR活動を広めると同時に、コジロウのような病気を持つ猫たちにも未来を繋ぐための挑戦です。

 

どんな猫にも、必ず家族がいると信じています。どうか、コジロウにご関心を持っていただき、ご支援をいただけると幸いです。皆様のご支援が、彼の未来を救う大きな力になります。そして、不幸な猫を増やさないためのTNR活動を続けるためにも、どうぞ最後までのご協力をよろしくお願い申し上げます。