【達成ありがとうございます！！】何度でも何度でも幸せ掴むまで～風花

皆様のおかげで、無事に達成することができました。本当にありがとうございます。

譲渡会の準備を本格的に始めることができます。すこしほっとしました。

 

今回は風花のお話です・ 

風花も多頭飼育崩壊からの保護猫です。 仲の良かった猫は譲渡されましたが、シェルターでは他の猫と折り合いがつかず、風花は部屋を移っても他の猫にいじめられていました。部屋を区切り相性で分けても状況は変わらず、次第に風花はキャットタワーの箱に引きこもるようになり、外に出るのも嫌がるようになりました。人が側にいるとゴロゴロとのどを鳴らし、甘えん坊な一面を見せるものの、環境が安定せず困っていました。

風花は多頭飼育崩壊現場から保護しました。シェルターではどの部屋でも他の猫とのコミュニケーションがうまくいかず、いじめられる日々を過ごしていました。その様子を知り、不憫に思った東川さんが預かりを申し出てくださいました。

 

 

東川さんからのお話です。

ケージの中ではとても甘えん坊で、いつも鳴いて人に撫でてもらうことを求めます。その声はまるで赤ちゃんのようで、愛らしさがあふれています。ただし、ケージの外では人を怖がり、逃げ回ることもあります。

シェルターから引き取った我が家でも、風花は他のオス猫に追いかけられることがあり、完全なフリー生活は難しい状況でした。しかし、同じ部屋にいる白猫オッドアイのラブリちゃんとはシェルター時代から隣同士のケージにいたこともあってか、少しだけ仲良しです。

 

風花ちゃんは5年間譲渡の声がかかることがなく、私たちの元に来てからは譲渡会に参加しながら多くの人に撫でてもらう機会が増えました。そんな中、風花ちゃんを迎えたいと言ってくださる方が現れました。

大変うれしかったです。しかし、譲渡の予定が伸び、結局、先方の都合でキャンセルとなりました。ようやく掴んだご縁が結ばれなかったことに悔しさと後悔が残りました。この辛い経験から、私は風花ちゃんを再び譲渡会で積極的にアピールすることが難しくなってしまいました。

 

 

しかし、その後の譲渡会で転機が訪れました。あるご家族が風花をたくさん撫でてくれ、具体的なお話にはなりませんでした。後日ご連絡をいただき、トライアル希望の申し出がありました。今は先住猫ちゃんのいるお宅で、少しずつ見守っていただいています。

どうか風花ちゃんが、この素敵なご家族の正式な一員として幸せを掴む姿を応援していただけると嬉しいです。譲渡途中で、理不尽なキャンセルもあります。先住猫さんとの相性等で、どうにもできずトライアルが不調に終わることもあります。何度でも何度でも、猫たちの幸せを第一に考え、新しい家族を見つけてあげることに挑戦し続けたいです。引き続き、どうか、ご支援と応援をよろしくお願いいたします。