
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 95人
- 募集終了日
- 2019年6月29日
【みんなのノゾミ】特別篇③松﨑義邦
コメッコ共同体/東京デスロックの松﨑義邦さんから、「わたしのノゾミ」についてコメントをいただきました!

松﨑 義邦(まつざき よしくに)
俳優
コメッコ共同体/東京デスロック
「GHOSTs」(青年団交際演劇交流プロジェクト2018)
「ARE YOU HAPPY ???〜幸せ占う3本立て〜」(東京デスロック)
より「三人いる!」「再生」など
===============
「ノゾミ」というテーマで寄稿して欲しいという話をいただいた。
関係者ではない僕が寄稿するにあたって2つのことについて書きたいと思う。
1.本クラウドファンディングに期待することについて。
2.「わたしのノゾミ」について。
拙文で長文だがお付き合いいただきたい。
1.本クラウドファンディングについて
「持続的な繋がりを形成する」という点では大いに共感する。だから僕は今回の寄稿を引き受けた。
しかしこのクラウドファンディングの目的があくまで演劇の〝上演〟であるように見えてしまっているのが残念で仕方ない。
支援する人はきっと、この公演の〝上演〟だけを望んでいるわけではないはずだ。神保らが掲げた「持続的な演劇ネットワーク」なるものに希望を感じ、信じているから支援をしたんだろう。
神保らはそれにクラウドファンディング期間に言葉で答える必要がある。と僕は思う。
それ以前にそもそも、
持続的な繋がりを形成するための〝手段〟としての演劇の上演なのか。
それとも
本当にただ「持続的な繋がりを形成したい!」という熱い言葉だけで〝目的〟としての演劇の上演なのか。
どっちのためのクラウドファンディングなんだろう?
残り僅かなプロジェクト期間で、具体的な「持続的な演劇ネットワーク」なるものの展望について聞かせて欲しいと僕は思う。
そのためのクラウドファンディングなんじゃないのか?神保らがしたいことは。
今のままでは彼らを知らない人は「このプロジェクト、支援したら結局何になるの?」っていう疑問を持ち続けたままだろう。「結局上演して終わり?」みたいな。
神保らがしようとしていることの本質はなんなのか。
上演が消費された後に何が続いていくのか。
それが言語化された時に初めて、神保らがこのクラウドファンディングでしようとしていることが「誰か」に伝わるはずだ。
2.「わたしのノゾミ」について。
僕は演劇が好きだ。
ただハッキリ言って最近よく話題に挙げられる小劇場演劇の未来には全く興味が無い。語弊があるか。小劇場演劇と呼ばれる〝作り手側〟の未来に全く興味はない。興味がない理由はいくつもあるがそもそも小劇場演劇と呼ばれる界隈が口にする「演劇」は「東京」の話ばかりだから。
ーーーーーーーーー
僕は「演劇体験は人と人との関わり、要するに人々の暮らしに直接的な影響を与える芸術」だと思っている。
そこに作り手側のエゴはいらないし、観客の未来しかないはずだ。
それなのに最近SNSでは作り手側が「マーケティング」などを語りだしメディアコンテンツという消費物としての言論が目立ち演劇を狭い枠の中に閉じ込めてしまっている。
確かにお金は「評価」や「結果」を明らかにするために非常に分かりやすい秤なんだろう。
お金や集客は本当に分かりやすい。
当然そこに悩んでいる作り手側が大勢いることは事実として受け止めなくてはいけないことだろう。
でも本来それは目的ではないはずだ。
「お金」を語り同士たちの共感を得たところでそこに生活者の姿はない。
演劇を使って分かりやすい結果を求め、異なる価値観を排除し、小劇場演劇と自らを呼ぶコミュニティにノゾミはない。
そもそも作り手がまず他者と対話する姿勢をとらないと(当たり前なことだと思うが)、演劇にノゾミはない。
お先真っ暗?いやいや、ノゾミはある。
まだまだ演劇を知らない人はたくさんいる。
日本は広いし世界はもっと広い。
ノゾミしかない。
エリア51に関わる全ての人の演劇にノゾミがあることを願って。
===============
俳優・松﨑義邦さんの応援もよろしくお願いします!
コメッコ共同体の活動については、ツイッターをご覧ください。
リターン
3,000円

WHITE
●公演パンフレットにお名前記載
●お礼のお手紙(エリア51へと導く「書簡演劇」が始まります)
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
6,000円

BLUE
●オリジナルステッカー、キーホルダーのプレゼント(デザイン:moi.yama)
●公演パンフレットにお名前記載
●お礼のお手紙(エリア51へと導く「書簡演劇」が始まります)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
3,000円

WHITE
●公演パンフレットにお名前記載
●お礼のお手紙(エリア51へと導く「書簡演劇」が始まります)
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月
6,000円

BLUE
●オリジナルステッカー、キーホルダーのプレゼント(デザイン:moi.yama)
●公演パンフレットにお名前記載
●お礼のお手紙(エリア51へと導く「書簡演劇」が始まります)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年9月

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