世界自然遺産のまち知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」をご支援ください!

支援総額

1,531,000

目標金額 1,300,000円

支援者
151人
募集終了日
2024年9月1日

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2024年07月28日 21:36

2024年あしげいは、ねぷたに参加しました!

 

 

こんにちは。葦の芸術原野祭実行委員会の岩村朋佳です。

 

斜里に通い始めて5年目、斜里に住み始めて1年目の私ですが、去年初めて斜里ねぷたを見ました。斜里岳の青色と海の気配がする静かな町並みが、祭りの熱気と光に満ちていて、身体中に衝撃が走ったことを覚えています。なぜか少しだけ涙が出ました。

 

私は「ねぷた」というものが、自分とは離れたもの、お祭りの幻のようなものだと捉えていましたが、実行委員の松本さんが何度も「あしげいねぷた」を出したいと言っていて、せっかくこっちに引っ越してきたしやるか〜と思い、夜な夜な金魚ねぷたを制作しているきんぎょねぷた倶楽部へ相談しに行きました。

 

fxn 2024-06-30 144031.519.JPG

 

 

ねぷたは、同じく実行委員の黒木さんが描いたフクロウとハマナスで作りたいと、その絵を倶楽部の人々にお見せしました。すると、昔ペンギンだった小さいねぷたをいただけたので、何も分からない中、勢いで紙を剥がしたり、針金を掃除し始めました。

 

実行委員の人々と共に作業をする日々でしたが、何も分からない私たちを見かねて、倶楽部の人たちに針金の入れ替えから紙貼り、蝋入れ、絵付けまでつきっきりで面倒をみていただきました。

 

歴史のあるものに参加することと、祭の裏方作業から関わることが初めてだったので、あまり周りが見えずに日々を過ごしましたが、ずっと、きんぎょ倶楽部と実行委員の方々の笑顔、力強い指先がすぐそばにあったように思います。

 

 

LINE_ALBUM_作業風景_240727_2.jpg

 

 

運行で、私たちは「げんきなきんぎょ」という団体の一部として参加しました。今年が初出陣の団体だったため、運行前日まで様々な意見が行き来するのをみました。昔から続いている思いと、時代の変わりである新しい動きは、なんだか遠いところにあるようでした。

 

運行当日、私はどんな気持ちで参加して良いか分からず、ぼうっとした気持ちで集合場所に行きましたが、すっかり祭の顔つきと装いの人々を見て、体の軸がしっかりしたことを覚えています。そこから終わりまでは、雨が降ってきてねぷたにビニールをかけたり、雨が止んで運行折り返し時にビニールを剥がしたりと、無我夢中で時間が過ぎていきました。

 

私は、小さい頃からあまり祭に親しみがなかったため、制作から運行後までずっと宙に浮いた気持ちでいましたが、運行中、ねぷたの周りに知っているたくさんの人々の顔を見て、今までの時間や作業が、今、確かなものになったのだと思いました。きっと、それだけなのだと思います。それが、どんなに難しくてすごいことか、コロナ禍を経た今、しみじみと感じます。

 

LINE_ALBUM_20240719げんきなきんぎょ_240727_1.jpg

↑メインビジュアルのフクロウをモチーフにしたねぷた

 

 

あしげいでも、開催期間にたくさんの人が旧役場庁舎を訪れ、場所と出会い、人と人が繋がっていくよう、ずっと前からたくさんの人が動き回って、準備をしています。全てを見ることは難しいけれど、自分の手の届く範囲を手放さずにいられるよう、少しずつ頑張っていきたいと思います。

 

みなさま、あしげい継続に向けて、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

岩村朋佳

 

 

 

 

 

↓ビジュアルを担当した黒木さんの言葉です

 

◯ポスターの絵について

まずハマナスですが、雑誌WORKSIGHTにて畑中章宏さんの特別寄稿を読んだ際、柳田国男が「野生の薔薇」としてハマナスにとても魅かれていた、ということを知りました。

斜里に2021年から通うようになった自分にも、身近な花になっていたハマナスを柳田国男も見ていた、ということ。ハマナスは、ほんとうに町や海岸にたくさん植わっており、時代が変わってもそこに在る、ということを想像すると、自分の中で景色が見えてきて、感じるものがありました。

きっと町に住む人がハマナスを見たとき、見た人それぞれの思い出が立ち上がっているんだろうな、というイメージと、その思い出を今年は直接聞けたらいいな、という気持ちも込めて、今回描いてみました。

 

次にフクロウですが、あしげいの定例ミーティングに参加している時、シマフクロウのキャラクターをオーダーされたため、みんなの希望もあり取り組んでみました。シマフクロウはまだ見れたことがないので期待も込めて…!ウロ(樹洞)を目のような形になっているのですが、それは、「あしげい、丁寧に人や環境を見つめて進んでいきたい」という思いからです!今年もあしげいをどうぞよろしくお願いします!

 

 

LINE_ALBUM_あしげい2024パンフ_240727_1.jpg

 

 

 

リターン

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あしげい応援コース2

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・メンバーからの感謝のメッセージ
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さらにあしげい2024ウェブサイトに協力者としてお名前を掲載させていただきます。(掲載を希望されない方はご連絡ください)

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