備北バス|昭和の路線バス 2350号と2511号 の延命にご支援を
備北バス|昭和の路線バス 2350号と2511号 の延命にご支援を

支援総額

6,541,000

目標金額 4,000,000円

支援者
328人
募集終了日
2022年4月28日

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2022年03月29日 12:21

バス会社にとっての『車輌』の価値

今回のクラウドファンディングにご協力・記事閲覧いただき有難うございます!

実は、このプロジェクトを開始して以来、さまざまなご意見ご質問をいただきました。

その中で『なぜこんな古いバスを直すのか?部品とりなんかしてる場合じゃなくて、もっと他のことをした方が良いのでは?』というご意見を何度かいただきました。

良い機会ですので、今回の車輌の歴史的価値だけでなく、弊社がこの15年間取り組んできた車輌維持の取り組みと、バス会社にとっての『車輌』の価値感覚のお話をさせてください。

根本的な話として、新車車両の価格は排ガス規制後どんどん上昇し、現在では中型定期路線バスの新車は2000万円、大型観光バスの新車は3000~4000万円、高速路線バスの新車は4000~4500万円かかります。車両の減価償却期間はは5年です。当然、キャッシュフローにも損益にも巨大な影響を与えます。現実として全て新車での更新など、観光バスや高速バスで巨大な利益をあげる構造をもつ会社でなければ不可能です。ですが古くなったバスはオーバーホールをいれるか状態の良い車輌に入れ替えないと修繕費が増加します。車齢10年以上の中古車体は価格が200~500万程度ということもあり、弊社だけではなく日本中のバス会社が中古市場に参入していて、そんな大手まで…というところまで、中古路線バスを買いに来ています。頼りの自治体の放出品も自治体の予算減の中で使用期間が延長されており、中古市場での良質なバス台数も減っています。

弊社はリーマンショック前から、車齢20年を超えていくバスたちを、良質な中古車両が買えるうちに購入してオーバーホールして入れ替える計画を立てていましたが、大不況の影響で計画実施はH23年からとなりました。現在30台の路線バスを入れ替え、さまざまな車種が同時に集まるバスの博物館のようになりました。

なんとか当初計画は達成されましたが、上記の状況により、今は良質な中古車体、まず手に入りません。

弊社は終わりが見えていると言いながらも平時の倍近い減価償却費用に耐えながら、観光バス部門などの利益からさらなる経営改善を図る予定でしたが、H30年の水害、そしてコロナ禍で大幅な計画修正を迫られています。

今回の2350号、2511号は確かに古い、ですがきちんと直せば『仕事』をしてくれる強力なベテランなのです。

今回の2台の修理には、その車体の歴史的意味と同時に、純粋に『備北バスに必要な戦力』を維持するという意味もございます。

今回の皆様の御協力、本当にありがとうございます。今日も頑張って走ります!(最新型と最古級の組み合わせです。)

 

リターン

3,000+システム利用料


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お礼のメールをお届けします

■お礼のメール

申込数
67
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

8,000+システム利用料


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備北バス オリジナルグッズセットをお届け

■お礼のメール

■備北バスピンバッジ

■新見らくるっとチョロQ

申込数
65
在庫数
85
発送完了予定月
2022年8月

3,000+システム利用料


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お礼のメールをお届けします

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申込数
67
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

8,000+システム利用料


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■新見らくるっとチョロQ

申込数
65
在庫数
85
発送完了予定月
2022年8月
1 ~ 1/ 12


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