ゴミ屋敷多頭飼育レスキューから2年〜新シェルター移転プロジェクト〜

ゴミ屋敷多頭飼育レスキューから2年〜新シェルター移転プロジェクト〜

支援総額

2,245,552

目標金額 1,850,000円

支援者
181人
募集終了日
2025年6月30日

    https://readyfor.jp/projects/bingo-neko?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

皆様の温かいご支援のおかげで、第一目標の185万円に達することができました。

本当にありがとうございます。

頂いたご支援はもちろんのこと、合わせて頂いた力強い応援のメッセージに励まされ、ここまで来ることができました。

心から感謝を申し上げます。

さらにまた、ここから猫たちの暮らしを何としてでも守らないといけないという思いを新たにし、活動を続けてまいります。

現在、「びんごねこのおうち」は第二種動物取扱業の申請に向けて準備を進めております。

 

そこでネクストゴールとして250万円を設定させていただきます。

こちらの内訳は以下の通りです。

 ・びんごねこのおうちの維持費(1ヶ月につき約15万円) 

 ・代表宅で暮らす療養が必要な猫たちの飼養費用の一部 

 

びんごねこ代表の岩本の自宅には、療養が必要な猫たちがたくさん暮らしています。

愛しいおじいにゃんズ❤️

 

天から降りてきた天ちゃん。

 

他にもたくさんの猫たちが代表宅で療養しています。

できる限りの医療にかけ、痛みがあれば緩和を図り、食べられるものを食べ、猫らしくその猫生を全うできるよう尽力しています。

 

びんごねこのおうちの維持費と合わせて、代表宅の猫たちの飼養費についてもご支援を賜りたく、ネクストゴールの設定をさせていただきます。

仮にネクストゴールを達成できなかったとしても、猫たちの暮らしは責任をもって自己資金で維持してまいりますが、皆様からご支援頂けると幸いです。

重ねてのお願いとなり大変恐縮ではありますが、どうか残りの期間、引き続いてのご支援と拡散へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

2025年6月15日 追記

 

自己紹介

 

 数あるプロジェクトの中から本ページに目をとめていただいてありがとうございます。

「保護猫団体びんごねこ」代表の岩本里美と申します。

 

 

 私が猫の保護活動に携わるようになったのは、2019年2月9日のことでした。深夜、仕事からの帰り道、おそらく車に轢かれたのであろう1匹の猫と出会いました。意識が朦朧とし血だらけの猫を車の荷台に乗せて連れ帰ったことから、近隣の保護団体様とご縁をいただき、本格的に保護活動に携わる様になりました。活動を通して、野良猫たちの過酷な暮らしぶりを目の当たりにし「過酷な環境で暮らす猫たちを1匹でも多く幸せにしたい」と思う様になり、ご縁があった猫たちとは、私なりに如何なる子でも全力で向き合ってまいりました。

 

 過剰繁殖した野良猫の相談、子猫の保護依頼、多頭崩壊、迷子猫、捨て猫、所有権放棄など、様々な背景を抱えた猫について相談をいただきます。TNR活動も行いながら、状況に応じて必要な医療にかけ、人慣れさせて、里親へ繋げる活動にも力を入れてきました。

さらに、自宅では過酷なお外の環境で頑張ってきたハイシニア猫の他、怪我をした猫や何らかの病気による治療が必要な猫たちを多数保護しております。その子達についても適宜、治療や緩和ケアを継続しながら、1日でも長く、おいしいご飯でお腹を満たし、安全で快適な環境で過ごしてもらえるよう、終生保護も行なっております。これらをあわせると自宅には常時50匹以上の猫を保護しており、これまでの約6年間で保護、捕獲、TNRに関わった総数は350〜400匹にのぼります。

 

 全ての猫を助けることはできません。ですが、これからもご縁があった猫たちは1匹でも多く、野良猫から家猫の猫生を歩んでもらえるよう、保護活動で出会った仲間たちと「保護猫団体びんごねこ」を立ち上げました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 2023年2月、脱肛した茶白猫の写真付きで1通のメッセージが届きました。

 

 

現場に到着すると、そこは想像を絶するようなゴミ屋敷。

 

 

息も詰まるような悪臭の中、妊娠後期の猫を含め25匹の猫たちが身を潜め、肩を寄せ合い暮らしていました。

 

*建物所有者様から写真の掲載については許諾を得ています。
*建物所有者様から写真の掲載については許諾を得ています。
*建物所有者様から写真の掲載については許諾を得ています。
*建物所有者様から写真の掲載については許諾を得ています。

 

行政や保護団体にも相談しましたが、受け入れは不可との返答。天井まで届きそうなゴミの床…その中でかろうじてゴミのない高いところで眠っているその姿に「このままここにはおいておけない」と、相談者と何度も協議し、全頭保護することを決めました。

 

一時的に保護する場所は、古くからの友人の紹介で月30000円でお借りすることができ、その他にもSNSを通じて多くの方からご支援を賜り、仮シェルターとして運営を開始しました。全頭の避妊去勢手術、脱肛や怪我の治療などの必要な医療を施し、妊娠後期の猫については出産させ子猫は里親様へつなぎました。

 多くの方から多大なるご支援を受けスタートした仮シェルター。何があってもこの子達を守らなければ…その一心でこれまで日々のお世話を続けてきました。

保護してから2年間、数匹を虹の橋へ送り出しましたが、現在20匹が仮シェルターで暮らしています。

シェルターで暮らす猫たちの多くが7歳以上のシニア猫であり、体調が不安定な猫も多くいます。シェルターで体調を崩した猫は自宅へ連れ帰り、体調が安定したらまたシェルターの仲間のところで暮らせるよう、通院し、症状の緩和も含めた治療を行なっています。

 

仮シェルターでの様子

 

 

産まれた子猫たち。みんな里親様のところで元気に暮らしています。

 

 

 
気ままな仲間との暮らし。
 
気ままな仲間との暮らし。

 

 

 

 

 

様々な表情を見せてくれます。
 
様々な表情を見せてくれます。

 

 

*建物所有者様から写真の掲載について許諾を得ています。

 

あの地獄のようなゴミ屋敷からここまで約2年間、仮シェルターをなんとか私個人で維持してきましたが、今、以下の問題を抱えています。 

 

①物価高騰による経済的な問題:フードや猫砂、ペットシーツなどの消耗品、光熱費、燃料費などありとあらゆるものの価格が軒並み高騰しています。現在、自宅で保護している猫たちの費用はもちろんのこと、仮シェルターの維持費用、医療費や亡くなった時の火葬費用、家賃などは全て私個人の収入で賄っておりますが、家計への負担が大きく、このまま仮シェルターでの今の暮らしを継続することに危機的な不安を感じるようになりました。 

 

②環境の問題:仮シェルターは駐車スペースが1台分しかありません。そのため、お世話は常に1人体制。支援者様に猫たちに会っていただきたくても、お世話のお手伝いを申し出ていただいても、できない状況にあります。また、室内でも冬は震えるほど寒く、夏は殺人的な暑さとなります。日が当たる時間も短く、お部屋によっては一日中全く日が当たらない部屋もあるため、エアコンを常時フル稼働している状態です。屋根は一部雨漏りもしており、猫たちにとって決して快適な環境とは言えない状況です。

 

これらの問題に対して私は2つの目標を掲げました。

目標①:猫たちがこれからも安心して過ごせるよう、任意団体を立ち上げ継続可能な運営について検討する

目標②:仮シェルターからの移転を実現する

 

そして現在、活動を通して知り合い、活動に共感いただいた多くの方のご縁により、シェルターの移転先が決定しました。新シェルターは十分なスペースがある2階建て倉庫の2階で、大きな窓から暖かい日差しが差し込みます。

 

*建物所有者から写真掲載の許諾を得ています。

 

周囲には小学校や公民館もあり、1階は地域交流の場としての運営も検討されています。
 

 

プロジェクトの内容

 

 今回皆様にご支援をお願いしたいのは、新シェルター移転に伴う各種工事費、材料費、移転までの3ヶ月分の仮シェルターの維持費用、7月までの新シェルターの維持費用、シェルターで暮らす猫たちのフードや消耗品費、医療費になります。新シェルターについては2月から賃貸契約を結び、4月末での移転に向けての準備を進めています。

 

みんなで落書きだらけの壁にペンキを塗りました。


 

オフホワイトの壁でお部屋も明るくなりました。
 
オフホワイトの壁でお部屋も明るくなりました。

 

 移転先である新シェルター「びんごねこのおうち」はオーナー様の御厚意で通常よりもかなり安い家賃でお借りすることができました。以前は人が住んでいたこともあり、移転する倉庫の2階の一部は6〜8畳の個室が4部屋、キッチン設備もありますが、照明やエアコンの設置が必要です。また、窓には脱走防止と風通しを確保するための網戸の設置や、広い倉庫で猫が脱走しないよう人が出入りする扉は二重扉になるような工夫が必要です。多くの方のご尽力により、これらの工事、設備の設置などは通常よりも安価で可能な見通しではありますが、団体としては発足して間もなく、これといった収益事業もないため、現時点でこれらにかかる費用は全て私個人の持ち出しとなっているのが現状です。

 電気やガス、浄化槽などプロでないと出来ない作業以外は、全てボランティアで協力して作業を進めていますが、資金の調達となるとどうしても支援に頼らざるを得ないのが現状です。

 どうか、悲惨なゴミ屋敷から、猫らしく穏やかな暮らしを維持できるよう、そしてその猫生を全うできるよう、皆様からのお力添えを頂けますと幸いです。

 

*プロジェクトにかかる費用(期間:2025年2月〜7月)

  仮シェルターから移転する4月末までの家賃・光熱費等3ヶ月分:210,000円

  新シェルター移転にかかる工事・設備費:500,000円

  新シェルター契約費用と家賃・光熱費等:460,500円

  20匹の猫のフードや消耗品費:300,000円(猫1匹につき2,500円/月として試算)

  医療費概算:90,000円(概算15,000円/月として)

  READY FOR手数料+税

 費用は一部概算ですので、実際にかかる費用と誤差が生じる場合がございます。

 

 

応援メッセージ

 

りっか動物病院

院長 大山拓先生

 

岩本さんがこちらの病院に本格的に保護猫や地域猫を連れて来られるようになったのは2019年3月です。それから6年が経ちますが、その間、常に全力で猫を助け続けています。この度、岩本さんが本格的にシェルターを設立すると言う話を聞き、改めて岩本さんの信念と行動力に感激し、救われる猫が増えることにとてもワクワクしました。是非ともこのプロジェクトを成功させ、新たなる一歩を踏み出してほしいと思っています。

 私の病院には多くの動物愛護活動者が来院されますが、岩本さんが他の方たちと1番違うと感じる点は、どんな命も諦めないという事です。野良猫の不妊手術をする際、妊娠していても通常は手術を行い、お腹の赤ちゃんは堕胎させます。野良猫を増やさないために仕方のないこととは言え、直接手を下す私たちの心は悲鳴をあげています。ですが、岩本さんは妊娠している猫の場合、余程のことがない限り、出産させ子猫の離乳が終わるまで管理し、その後母猫は不妊、赤ちゃん猫も含めて里親探しをしてくれます。お腹の中の命も命として向き合ってくれる事をとても嬉しく思っています。

 そんな岩本さんならきっと猫に優しい素敵なシェルターを作ってくれると信じています。皆さんの応援を是非ともお願いいたします。

 

ゆう動物病院

院長 松本大助先生

スタッフ猫 十一郎くん

 

人間社会には愛情いっぱいに育てられた幸せな猫たちがいます。その一方で、常に危険と隣り合わせで過酷な環境で過ごす猫たちや、人間の身勝手で行き場を失った猫たちなど辛い思いをしている猫はもっとたくさんいると思います。そんな猫たちに何らかの手助けをしたい、という思いを持つことがこれまで多々ありましたが、自分では行動に起こすことはできませんでした。

 そんな中、岩本さんとの出会いがありました。行き場を失った猫、傷を負った猫…どのような猫にも平等に愛情を込め、自分のことより猫たちの事を優先される岩本さんの姿に感銘を受けました。また自分の子供のように接し、里親の見つからない元野良猫も岩本さんにだけは信頼を寄せ、人間の温かさを伝えてくれていると感じました。そんな岩本さんが「びんごねこ」という団体を発足し、1匹でも多くの猫に救いの手を差し伸べるための新たなスタートを、是非とも応援したいと思いました。この活動の輪が広がることで猫たちが幸せとなり、猫を取り巻く人々の環境も豊かになることをとても楽しみにしています。

 最後にこのプロジェクトの一端に協力させていただく機会をいただき、光栄に思います。どうぞよろしくお願いします。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

 本プロジェクト達成後も「びんごねこのおうち」が継続的に運営できるよう、フードやハンドメイドの販売、倉庫1階での地域交流イベントなど、収益事業を計画しシェルターの運営費用を捻出できるよう検討しております。また、継続支援に関するプロジェクトの検討も開始しています。

「びんごねこのおうち」では、保護猫シェルターの運営だけでなく、地域猫のご相談やTNR活動の促進を目指していきます。また、この活動を通して地域住民や子供達に命の大切さや尊さなどを伝えていきたいと考えています。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 どうか、どうか、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
岩本里美(保護猫団体びんごねこ)
プロジェクト実施完了日:
2025年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

仮シェルターからの新シェルター「びんごねこのおうち」へ移転のための準備、移転後の維持費、猫たちのフードや消耗品、医療費として使わせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
第二種動物取扱業について2025年8月31日までに取得予定。設備が全て整った後の申請となります。申請可能な土地、建物であるかについては確認済みであり、県から申請可との回答を得ています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/bingo-neko?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/bingo-neko?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

10,000+システム利用料


全力応援:すみ子の幸せ

全力応援:すみ子の幸せ

感謝のメールをお送りします。

申込数
47
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

5,000+システム利用料


全力応援:黒猫の美しさ

全力応援:黒猫の美しさ

感謝のメールをお送りします。

申込数
33
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

10,000+システム利用料


全力応援:すみ子の幸せ

全力応援:すみ子の幸せ

感謝のメールをお送りします。

申込数
47
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

5,000+システム利用料


全力応援:黒猫の美しさ

全力応援:黒猫の美しさ

感謝のメールをお送りします。

申込数
33
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る