網走湖が生んだインカレ男子シングル銀メダリスト

インカレ＝全日本大学ボート選手権のみどころのひとつに、シングルスカルのレースがあります。

一人漕ぎのシングルスカルは「エースのいない究極の団体スポーツ」といわれるボート競技の中で、唯一、個人の実力が試される種目です。

「われこそ一番！」という爆発する自我の争いは、たくさんの個性輝くシングルスカラーを生み出しました。

 

２０２０年、インカレ男子シングルスカルで銀メダルに輝いた松本開成さん（富山国際大学卒）は網走桂陽高校の２０１７年卒業生です。

 

 

 網走湖で漕ぎまくっていた高校時代から、シングルスカル一筋のパワフルな高校生でした。

進学した富山国際大学で体力も技術もはるかに向上し、大学最後の年にインカレ男子シングルスカルで銀メダルを獲得しました。

 

 

松本開成さんのメッセージです。

「こんにちは富山国際大学卒の松本開成です。
このページをご閲覧いただきありがとうございます。
また、高校時代に網走湖をホームとしていた一人のrowerとして、網走湖が本年度のインターハイ開催地に選定されました事、大変嬉しく思います。
私は網走の地でボートを始め、高校時代は成績を残せませんでしたが、網走で始めたからこそ大学４年生のときにインカレでシングル２位の結果を残せました。
網走湖ボートコースの特徴は、紹介にもある通り国定公園のため、ボートを管理する施設がないことです。２キロ下流の網走川沿いに施設（艇庫）があるだけです。

それは網走湖の美しい環境を守ることが目的なのです。

そのため、本大会開催にあたって全国の選手を迎え入れるのに、一から会場設営をしなければならず、莫大な費用がかかります。
何卒、全国の高校生たちの晴れ舞台に、皆様の応援とご協力をよろしくお願い致します。
最後になりますが、インハイに参加される選手の皆様は悔いのないよう、自身にとって最高のレースをしてください！私も心から応援してます！（松本開成）」

松本開成さん、ありがとうございました。

 

 

インターハイと網走湖の環境保全を両立させ、高校生によりよい大会を提供するため、皆様のさらなるご支援をよろしくお願いします。