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2025年03月29日 11:40

4月19日(土)は陸上自衛隊駒門駐屯地の開設記念行事会場でお会いしましょう!!

久しぶりの一般公開展示に向けて、「九五式軽戦車」と「くろがね四起」の整備に勤しんでいる少しマニアックなご報告です。下の写真は修復中のハ号ブルの銘板【1444】戦後有り合わせの銘板を加工したと思われるモノ(左上)、九五式軽戦車【4335】英国製複製品(左下)の比較です。右側にある新規複製品は本来の【4335】号の後期型戦時省力型銘板です。

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英国で複製された相模造陸軍兵廠の文字も頼もしい豪華真鍮製の銘板は、ボービントン戦車博物館に収蔵されていいる前期型の捕獲時の資料を基に複製されました。これはこれで正解なのですが、昭和18年製造の【4335】号車は戦時省力型の銘板に変更されていましたので、写真右の省力型が正解なのです。

 

IMG_1751.png

こちらの写真、左上の年季の入ったオリジナル銘板は、ミクロネシア連邦ポナペ島で回収された「九五式軽戦車【4337】号」のモノです。ポナペ島に派遣された九五式軽戦車は新車を受領して持ち込まれたとの記録が残されていますので、【4337】号と【4335】号とは姉妹戦車となりますね。ですから、我々の所有する【4335】号のオリジナルプレートはこちらと同型が正解となるので、複製品を製作したという次第です。

 

ちなみに、下の写真は米国から里帰りした「九七式中戦車改【8079】号」の発動機銘板です。秘匿記号の意味は判明している部分で以下の赤文字のような内容です。

製造銘板.jpg

当会の広報担当である小寺理事の調査資料と「J-TANK」の掲載資料により、偶然ですが「九五式軽戦車【4335】号」と「九七式中戦車改【8079】号」は2台とも昭和18年(1943年)に相模陸軍造兵廠で製造されたことが判明しました。

 

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ということで、見慣れた初期型銘板から戦時省力型に取り換え終わったのがこちらです。4月19日(土)の駒門駐屯地展示の際には、是非とも現物をご確認いただければと思います。今後も新資料が発見されれば順次手直しは続けて参ります。

 

 

 

 

IMG_1316.png

続きましては「くろがね四起」のフロントガラス開閉機構のロックネジ(左右2個づつ、合計4個)の複製のお話しです。2014年に修復作業を開始する際に、4個のうち2個は欠損。左側が残っていたオリジナルで、右側は取り急ぎ形状と寸法が似ているものを探してきたネジです。

 

既にこの違いに気が付かれていた方は、かなりの審美眼の持ち主ですね。そもそも予算不足で妥協した小林本人も忘れかけていた2023年。九五式軽戦車のお披露目会に展示のため輸送中に振動で緩んで紛失するという事件が発生しました!!紛失判明した際には頭がまっ白になりましたが、代替品が行方知れずとなったと判りひと安心。

IMG_1318.png

これは戦車の神様が、マンスリーサポーターさんからいただいたご支援でちゃんとした複製品を創るべしとご案内くださったのでしょうと感じ、次回の一般公開時にはしっかりした複製品で臨もうと永遠ボディの松村社長にお願いして製作してもらって、長らく袋詰めのまま保管しておりました(決して放置や失念ではありません!!)。

 

IMG_1317.png

今回の駒門駐屯地での展示に際して、運転席側の2個が当時のオリジナル。助手席側の2個が今回製作した複製品となりますので、マンスリーサポーターさま各位にはご確認をお願いします。右端の似たような形状の金具は、これにてお役御免と相成ります。2016年から9年間に渡るご活躍、お疲れ様でございました。

 

このように、みなさまのご支援を活かして、細かい修理や日常整備が行われております。本当にありがとうございます。今回はかなりマニアックな内容となりましたが、現車を見学する際に知っている人は現物部品をご確認いただき、にんまりと悦に入ることが出来ると思います。どうぞ、じっくりと実車見学をご堪能いただく際のお楽しみの一つに加えていただければと存じます。

 

実行者:小林 雅彦

 

 

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