メッセージリレー＃2　「西宮ブルーインズ主将　長畑遼」

 

西宮ブルーインズ2020年度主将の長畑です。

 

今回は僕が西宮ブルーインズに入ったきっかけと、どのような想いで主将を務めているかについて書いていきます。

 

2017年、僕は友人に誘われてなんとなく西宮ブルーインズの練習に行き、当時のヘッドコーチから「来週試合やねんけど人足りないねん！出てくれんか？」と頼まれ、言われるがままに試合に出ることになり、その流れで入部しました。

 

なので、当時はそこまでの情熱はなく「楽しめたらそれでいいや」と思いながら2017・2018年のシーズンを過ごしました。
ともに2位という結果に終わりました。

 

試合に負けて1位の可能性がなくなったときに、幹部をはじめ真剣に取り組んでいた人たちは悔し涙を流していましたが、僕は涙が出るほど悔しいという感情にはなれませんでした。
そこまで真剣に取り組めていなかったんだなと思いました。

ブルーインズ3年目を迎えた2019年は、引退や移籍でチームを離れる人が多く戦力が大幅にダウンしました。

春の初戦は試合もできないんじゃないかという状況で、残った部員で本気でリクルートをすることになりました。

その結果、なんとかギリギリ試合をできる人数を揃えることができました。
0からチームを作り上げる感覚でした。

 

しかし、名古屋サイクロンズとの試合は3-0で負け。
「やはり寄せ集めのチームじゃ無理かー」と思っていると、僕が誘ってしぶしぶ試合に来てくれた選手たちが「久々にアメフトができて楽しかった」「どうせやるなら勝ちたい」ということを言ってくれました。

彼らは僕以上にこの試合に対して感情剥き出しで闘っていたんだと感じました。
その瞬間、本気になれていない自分がダサいと思うようになりました。

 

自分のエゴでチームに誘って、その結果彼らを本気にさせてしまったからには、僕自身がもっと本気になって引っ張ってチームを上に導いていかないといけないという責任を感じるようになりました。

 

その想いで臨んだ2019年のシーズンは、個人的には今までで1番活躍できて楽しいシーズンになりました。

結果は3位に終わりましたが、学ぶことがとても多いシーズンでした。

 

「本気でやった方が楽しい」

そう思えるようになり、今年は主将としてチームを引っ張る決意をしました。
そして何より僕はこのチームが好きで、このメンバーと一緒にもっと上の景色を見たいと思うようになりました。

 

今僕は、チームの人間だけでなく、このクラウドファンディングで支援をしてくれた方たちの想いも背負っています。
僕には、西宮ブルーインズをX1に昇格させるという責任があります。

 

必ず、「このチームに支援して良かった」と思ってもらえるような結果を残してみせますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

 

DL#6 長畑遼