続き。設立時の想い。

カフェオープンの前。

お金がないから。
自分たちで事務所を解体して、
床を敷いて、壁の色塗って、
テーブルも端材で作りました。

そこには何もなかったけど。
考える時間と頭だけはありました。

あったのは林檎のノートパソコンと、
ペンとメモ帳。コーヒー器具。

あとは岸本・小出・松谷でコミュニケーションが取れる。

事務所で沢山考えた野江について。
この街にどんな人を集めて、
どんな未来を手繰り寄せられるだろう…

その為にまずは、会社について話し合う必要がありました。

株式会社andseasonの理念を。
自分たちの共通認識を持とう。

その時に話したのをメモしたのが写真。
もう少し綺麗に書いておけば良かった、と思います笑

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andseason
移ろいゆく季節を人々に寄り添い。
彩りのある日常を送れるサポートをすることを目指す。

●ビジョン
時間の流れを感じられる心豊かな状態を私たちと共に目指す。

●コンセプト
街のリビングを目指す。
風情のある暮らしの提案。

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原文ママですが、概ねこのときから変わらない組織の目標です。

カフェを始めた今でも岸本と小出は、よく対立します。

けどこの共通目標があればどこに向かう為に、“今、何故ぶつかっているのか”が分かる。気がします。

「そこの対立、今必要？」

方向を間違えたときは、個人の人格否定をするんじゃなくて、組織としてこうあるべきだよね。という輪郭を炙り出せる。

で、これは、1つの小さな組織だけじゃなくて。同じ地域の事業者を含む、街全体にも波及する話なのかなぁと思います。

カフェの営業。
美容室との関わり。
もちろん幾つもの行動の中で、何度も失敗をしたし、もうダメだ。と思ったこともあります。

少し話は飛びますが、そんな2年の営業経験から。
僕たちが2022年秋に“祭り“を開催するために動いた理由にも繋がります。

続く。