
支援総額
目標金額 4,640,000円
- 支援者
- 273人
- 募集終了日
- 2025年8月30日
奨学生のニサちゃん🎓、スレイ・ポブちゃん📘、スレイ・フォスちゃん📚、ロセカちゃん🌸
おはようございます✨
カンボジア自転車プロジェクトの安田です🚴♂️
今日は8月2日。クラウドファンディングがスタートして28日目です。
📊 現況のご報告
※()は前回からの増加分です。
💰支援総額:1,616,200円(+75,000円)
🎯目標金額:4,640,000円(達成度 34.8%)
🙌支援者数:94人(+3名)
🕒残り28日 目標まで:3,023,800円
スタートして28日目。残り28日。そう、今日が折り返しとなります!
引き続き、PRや情報発信がんばってまいります💪✨
今日は安田が2015年以降、奨学金制度で支援してきた学生さんたちをご紹介
先日の新着情報『🌏カンボジアを活動の地と選んだ理由と🎓奨学生のリンナちゃんの物語📖
』でご紹介したリンナちゃん。彼女以外にこれまで4名の奨学生と関わりをもってまいりました。(計5名のうち4名は支援を継続中)その4名の奨学生について今日はご紹介したいと思います。
ニサちゃん
民際センターの奨学金「ダルニー奨学金」は中学生を支援する制度です。奨学生が中学を卒業すると新しい中学生1年生の支援に変わります。リンナちゃんが中学校を卒業し、次の支援奨学生として選ばれたのはニサちゃんです。

彼女はカンボジア自転車プロジェクトの活動エリアと離れたところに住んでいたため、中学生時代には会いに行くことができませんでした。そしてそのままコロナに。渡航できない間に彼女は中学校を卒業。進学したいかどうか希望を尋ね、彼女はリンナちゃん同様に「進学したい」ということでしたので高校生も支援を継続することにしました。

こちらが高校2年生になったニサちゃん。
そして2022年のカンボジア訪問時には彼女と会うことができました。
始めての訪問なので、彼女の表情は固め。緊張している様子でした。
そして、翌年の2023年も会うことができました!

この日、コンポントム州に住むセン・ニサちゃんと再会。2023年もあえてよかったです。彼女は新高校3年になりました。 学校の先生になりたいという夢を追いかけています。成績はまんなかぐらい。数学と物理が苦手とのこと。安田の得意科目。クメール語ができて時間があれば教えてあげられるのに残念・・・という冗談はさておき、3年生だから聞かないといけないことがあります。
「それで、高校卒業したら進学したいの?」
です。もちろん答えは「はい」であって、学校の先生になる養成学校に行きたいとのこと。小学校の先生なら2年。中学校以上の先生なら4年通う必要があります。
カンボジア政府としても先生を増やしたいらしく、高校3年生の生徒さんたちに養成学校に来ないかとリクルートするそう。そして特待試験に合格できれば無償。できなければ有償とのこと。
「支援が必要だったらもちろん応援します。でもまずは特待試験に向けてがんばって!」と伝えました。
そして2024年にも会ってきました。

前述の進学の件、2024年10月に行われた一斉テストの結果次第で進学できるかどうかが決まるのですが、結果はダメだったんです。
ただ、一斉テストへの挑戦は一度だけでなく、次回も受けられるとのこと。彼女はラインを下回ったコンピュータ、英語、クメール語、数学(結構ある・・・)の4教科の勉強を続けているとのこと。もちろん彼女は奨学生になるぐらいだからかなりの貧困家庭で暮らしています。コンピュータと英語は無料スクールがあるので通っているとのこと。問題はクメール語と数学。塾があるけど、それぞれ月10ドル、年間120ドル、2教科だから240ドルかかるようです。
夢を追いかける気持ちがあるのなら。彼女が諦めないのなら。安田はサポートしようと決めました。ただ一度に240ドル渡すのは危険なんです。親が何かに使ってしまうかもしれません。そのため毎月10ドルずつ授業料をしっかり収められる仕組みが必要。そこはチャンディさんがサポートしてくれることになりました。
来年2025年の10月に試験があり、発表は11月。
『そのときに「パスしました!」とEDF経由でいいから連絡ください。安田は日本で大いに歓喜し、そして2025年の12月にまた会いに来るから』と伝えました。
スレイ・ポブちゃん
前述のニサちゃんが中学校を卒業し新たに支援することになったのはスレイ・ポブちゃんです。彼女はカンポット州に住んでいました。そんな彼女のところに悲劇が訪れます・・・
2022年の夏。カンボジアの広いエリアで洪水が起こりました。
こちらのニュースは英語ですが写真で様子がわかります。
彼女の家も被災。その後、EDFカンボジアのチャンディさんから「彼女は働くために学校を辞めた。来年からは違う奨学生に変わります。」ということでした。
その知らせを聞いた当時はやるせない気持ちでいっぱいでした。彼女が元気でいてくれることを願っています。
スレイ・フォスちゃん

そして、スレイ・ポブちゃんから変わって支援することになったのはスレイ・フォスちゃんです。中学2年生。彼女にも2022年に会うことができました。
事前にチャンディさんに家庭環境は教えてもらっていました。14歳の中学生(うちの娘と同い年)。5年前に両親が離婚。そしてなんと、両親とも再婚して、この子とお姉さんの二人を残してどっかに行ってしまったとのこと。生活していけないのでお姉さんは学校を辞めて首都プノンペンの工場で働いています。そして月に20ドルほど生活費を送ってくれるとのこと。お姉さんはプノンペンに出稼ぎに行っているのでこの14歳中学生は一人で暮らしています。1日1ドル足らずの生活費で。お姉さんは年に2回しか帰ってこないそうです。
メールでそのことを知ったとき、『将来、「中学のめっちゃしんどかったとき、日本の安田ってオッサンと知り合うことができてラッキーでした」と振り返ってもらえるようにしっかり支え続けます。』と誓ったのです。
境遇は知っていたといえ、目の前にいるスレイ・フォスちゃんの顔を見るともう涙こらえるのが大変でした。安田が泣いても何も状況は変わらないので絶対泣きませんけど。
完全に一人なのかと心配していたのですが近くにおばあちゃんが住んでいてサポートはしてもらっているとのこと。中学生活は楽しくって国語と数学が得意なんだとか。そして成績は同学年56人中3位。将来は学校の先生になりたいのだとか。「勉強を続けたいのならずっと支援し続けるから、勉強頑張ってね。やめないでね。安田は仕事がんばって稼ぐから。」とお伝えしました。
2023年ももちろん会いに行きました!

いま中学3年生。成績は80人中43番目だとか。がんばってるみたいです。そして中学3年生になったときに必ず聞く質問。
「高校に行きたい?」
答えはもちろんイエス。
「高校の3年間もがんばって支援するから高校がんばりなよ!」と伝えました。
そして、「他にお願いとか質問ないですか?」と聞いてみたら・・・言いにくそうにしながら言ってくれました。
「英語の勉強のために塾に行きたい」のだとか。
ちなみに「塾」というのは放課後学校の先生がアルバイトがてら行っている放課後授業のこと。意地悪な先生だと、放課後授業で教えたところばかり試験に出すんだとか・・・
「そうか、そうか、もっと勉強したいのか!!で、いくらするの?」
「月10ドル。年間120ドル。」
3秒ほど熟考して、「今120ドル渡せばいいですか?」と返事をして塾の支援もすることになりました。ただし、1つ条件を付けて。
「来年、また来るからそのときは英語で直に(いつもはチャンディさんのクメール語・英語通訳)お話ししましょう!!」と約束。
個人的にクリスマスプレゼントとして用意したポチ袋と一緒に120ドル渡しました。
また支援が増えました。でも安田が仕事がんばればいいだけです。
そうそう、スレイ・フォスちゃんは渡し舟を使って川の向こう側の学校に通っています。別の自転車支援で自転車をもらったそうです。渡し舟の船着き場までの距離も結構遠かったですし、対岸から学校までもかなりの距離がありましたから自転車が無くては通学時間は3時間でも足りないぐらいとのことでした。
自転車がこの子と教育をつなぐ架け橋となります。それは貧困から脱するチャンスに直結していき餡巣。このような子はカンボジアにたくさんいます。だから一人でも多くの子どもたちに自転車が渡るようにしていきたいのです。
そして2024年の再会。
パーツ補給の途中で会ってきました。彼女は今年無事に、高校に進学。民際センターのダルニー奨学金を通して支援していたのですが、その奨学金は中学校までの支援。彼女の意向を聴き、勉強を続けたいとのことで高校の学費も支援することになったのです。
安田とフォスちゃんが話している様子をPちゃんが動画で撮影してくれていました。
フォスちゃんは将来高校の先生になりたいのです。「支援は続けるから、一生懸命勉強してくださいね」と伝えてきました。
ロセカちゃんにあってきた!!
安田がダルニー奨学金を通して支援している子にあってきました。ダルニー奨学金は中学生の支援をする奨学金システム。私はダルニー奨学金を継続して10年目、1人目(リンナちゃん、現在看護学生)の中1~中3の3年間。2人目(ニサちゃん)の3年間、3人目(スレイ・ポブちゃん→スレイ・フォスちゃん)の3年間と続きまして、2024年に4人目の新しい奨学生の支援が始まりました。
※ダルニー奨学金はカンボジア自転車プロジェクトとは別の活動です。皆様からのご支援金は一切使っておらず、安田の自費で支援を行っています。
こちらが新中学1年生となったチョーン・ナリン・ロセカちゃんです。

そのロセカちゃんに色々と質問してみました。現在は中学1年生の12歳。得意科目は数学。家から学校までは1キロぐらいで祖母の自転車で通っているとのこと。家族のことをきくと・・・
泣いちゃいました。
お父さんは48歳で亡くなってしまったのだそう。悲しませる質問をしてしまいました。現在はお母さんと高校3年生のお姉さんと暮らしているのだそう。安田がこれまで見てきた貧困家庭の多くは父親が死亡か離婚・又は失踪でいないケースがほとんど。ロセカちゃんファミリーの今後のことを考えると色々と胸が詰まります。
胸が詰まってきたんで鼻の奥がツンとしました。でも絶対に泣いたりしません。日本からやってきた今日会ったばかりのオッサンの涙なんて1円にもなりません。ぐっとこらえて・・・
「将来の夢は?」と質問。
警察官になりたいのだとか。地域を守る仕事として尊敬しているのだとか。
「じゃあ、そのためには勉強がんばらないといけないね。」
安田は続けました。
「がんばってロセカちゃんのサポートを続けます。高校に行きたいんだったら高校の学費もサポートします。大学に行きたいんだったらその学費もサポートします。学費のことは気にしないでください。他にも色々困難なことはあると思うけど、まずは勉強をがんばって夢をつかむために前に進んでください。」
ロセカちゃんは強くうなずいてくれました。そして最後のお別れのタイミングでポチ袋に入ったプレゼント。彼女に一番必要なものです。そのとき、思わず立ちあがって「サンキュー!」と英語で彼女はお礼をいって笑顔になってくれました。安田を含めてまわりがびっくりしたので彼女は照れくさそうになりみんなで最後に笑いました。
悲しい質問をしてしまいましたがいい出会いになりました。
彼女と別れたあと、車の中で同行者のユズキちゃんに話したことがあります。
彼女はいまものすごい困難な環境で暮らしているんだと思います。これからも大変んなことがたくさん待ち受けてるでしょう。安田ができることはサポートし続けることだけ。ダルニー奨学金は中学3年で終わり。
でも高校も大学もサポートしてくれる日本から来た変なオッサンに彼女は出会いました。
10年後、彼女は大学を卒業し警察官になるという夢を果たし、こう思うのです。「すごく苦しい子供時代を過ごしてきました。でもヤスダというオッサンに出会えたことは私にとって幸福なことでした。」と。
そう思ってもらうための10年サポートがスタートしたのです。先日53歳になった安田は10年後63歳。一生懸命働けばいいだけのことです。
🎁引き続き、ご支援よろしくお願いいたします!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙏✨
🌈一人でも多くの子どもたちを笑顔にするため、目標達成に向けて全力でがんばります!!
みなさんのご支援が、子どもたちの笑顔に直結するプロジェクトです😊
引き続き、皆様からのご協力・ご支援を心よりお待ちしております🌍💖
リターン
1,000円+システム利用料

とにかく応援!活動レポート+写真
・サンクスレター(活動レポート)
・現地の様子を写した写真
※データ(PDF等)でのご提供となります。
※ご協力金は自転車や自転車修理クラブ用のパーツ購入に充てられます。
◆リターンを選択いただきましたら、画面内に申し込み件数が表示されますので1~99の中からお選びください。
- 申込数
- 728
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
13,600円+システム利用料

自転車、修理工具と交換用部品を贈ります(1台分)
・サンクスレター(活動レポート)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子供たちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
※郵送はリユース(再利用)包装となります。ご了承ください。
- 申込数
- 93
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
1,000円+システム利用料

とにかく応援!活動レポート+写真
・サンクスレター(活動レポート)
・現地の様子を写した写真
※データ(PDF等)でのご提供となります。
※ご協力金は自転車や自転車修理クラブ用のパーツ購入に充てられます。
◆リターンを選択いただきましたら、画面内に申し込み件数が表示されますので1~99の中からお選びください。
- 申込数
- 728
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
13,600円+システム利用料

自転車、修理工具と交換用部品を贈ります(1台分)
・サンクスレター(活動レポート)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子供たちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
※郵送はリユース(再利用)包装となります。ご了承ください。
- 申込数
- 93
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月

児童養護施設平安養育院|子どもたちの「もっと遊びたい!」を叶えたい
- 現在
- 8,945,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 8日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 2,305,000円
- 寄付者
- 285人
- 残り
- 41日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,575,000円
- 寄付者
- 2,850人
- 残り
- 29日

#みんなで届ける介助犬|介助犬と共に笑顔で暮らせる人を増やしたい。
- 現在
- 611,000円
- 寄付者
- 71人
- 残り
- 34日

八王子の医療連携をつなぐ一台。病院救急車の更新にご支援ください
- 現在
- 3,396,000円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 29日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,807,000円
- 寄付者
- 310人
- 残り
- 29日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,904,000円
- 支援者
- 12,300人
- 残り
- 29日
台風19号被災のみそ蔵復活の第一歩に協力を!
- 支援総額
- 1,845,000円
- 支援者
- 71人
- 終了日
- 11/30

医療体験に価値を; 医療提供の機会損失や不要な鎮静検査を減らしたい
- 支援総額
- 2,083,000円
- 支援者
- 133人
- 終了日
- 7/29
子どもから大人まで10年愛されてきたラーメン「はないち」再出発
- 支援総額
- 2,326,000円
- 支援者
- 173人
- 終了日
- 1/31
日本初純国産の『ダルブッカ』(中東の打楽器)製作プロジェクト
- 支援総額
- 750,000円
- 支援者
- 49人
- 終了日
- 9/16
悩めるママたちが、「笑う幸せ」を日々思い出せる絵本を作りたい
- 支援総額
- 2,100,000円
- 支援者
- 185人
- 終了日
- 11/30









