【応援メッセージ4】カナディアンワールド振興会 山内ちひろさん

赤毛のアンの小説は、母が10代の誕生日に、原作者モンゴメリの小説を全巻プレゼントしてくれたことで読み始めました。読み始めると、小説の文字の中へ吸い込まれるように、クスッとしたり、涙したり、ドキドキしたり、アンの言動と生き方は、とても心に残る1冊となりました。

その世界を再現しているというカナディアンワールドのことは気になってはいましたが、やっと訪れることができたのは、閉園というニュースを見た、昨年4月末のことでした。

実際に行ってみると、確かに、そこにアンの村はありました。アンの世界にももちろん感動しましたが、なによりも、全体の、その美しい景観に心を奪われました。ずっと見ていたい、このままこの地で過ごしたい、そう思えるほど、穏やかで美しい場所でした。この場所をこれからもずっと、残したい。守りたい。日に日にその思いは強くなり、存続のために動いている振興会へ入会したのでした。
 

なんとしても、カナディアンワールドを守りたい、ただ、それだけです。

疲れた人はカナディアンワールドに来てリラックスしてもらいたい。子供たちには自然の中でのびのびと遊んでほしい。ひとりの人も、家族連れの人も、ここに来てよかった、と思ってもらえる場所にしたい。

TDLと同じ広さを持つカナディアンワールドを、北海道の素敵な場所としてもっと知ってほしい。たくさんの願いを胸に、カナディアンワールドを守る第一歩であるこのプロジェクトを、必ず成功させたいと思っています。