寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 249人
- 募集終了日
- 2024年2月29日
自分の子ども時代を過ごした街が破壊されるのを目の当たりにする CAREウクライナスタッフ

2024年11月 CARE UKRAINE Newsletterより
オレクシーさんはドネツク州ポクロフスクで生まれ育ちました。2022年に戦争が激化した後、彼と彼の家族は故郷を離れ、ドニプロへの移住を余儀なくされました。
現在、ポクロフスクは占領の脅威にさらされています。街の出入り口は安全上の理由からすでに閉鎖されています。しかし、オレクシーをはじめ、多くの人々にとって故郷を離れざるを得なかった今、その街を失うことは、子どもの頃の思い出や幸せだった過去の破壊を意味しています。
「ポクロフスクの思い出は、最愛の場所の思い出」
ポクロフスクは、本格的な戦争が始まる前までは、私の人生のすべてでした。私はこの街で生まれ、育ち、学校に通いました。そして人道支援活動ワーカーとしてのキャリアをスタートさせたのもポクロフスクでした。
一番鮮明に残っている記憶は…むしろ特定の場所にまつわるものです。
例えば、私たちには特別な公園がありました。ドニプロですら、それに匹敵するものを見つけることはできませんでした。その公園は大きなテーマパークのように輝き、あちこちに噴水がありました。ポクロフスクに対する私の印象は、平和で、何よりも発展し続けていた繁栄する街というものです。雪景色のロマンチックさと静けさも印象に残っています。

「去る時、街には二度と戻れない気がした」
戦争が激化したとき、ポクロフスクは静かでした。特に最初の数日は。
しかしその後、砲撃が始まり、3月に私たちは避難を決意しました。本当は去りたくありませんでした。二度と戻れない気がしていました。それでも、心のどこかで、いつか戻れるという希望を抱いていました。
ポクロフスクの中でも何度か移動しました。妻の両親の家に住んだり、私が働いていた人道支援団体のゲストハウスに住んだりしました。それは壮絶なものでした。私、妻、子ども、ヘルメット、防弾チョッキ…
そして常に「もし砲撃を受けたらどうするか」と頭の中で考え続けていました。考えたくはありませんでしたが、考えざるを得ませんでした。毎日が最後の日になるかもしれないという現実が、はっきりと理解できました。
そしてついに、私たちは荷物をまとめ、他の親戚たちと3台の車で避難しました。
「ニュースを見ていると、自分のこども時代を過ごした街が破壊されるのを目の当たりにします」
多くの人にとって、ポクロフスクは今やドニプロペトロウシク地域の手前にある最後の大きな街でしかありません。そして、多くの人がそのような観点で心配しています。しかし、私にとっては、そこは故郷です。
この2年半で、私は自分を客観的に保つ方法を学びました。マリウポリやバフムート、他の街についてのニュースを見てきたからです。今では、人々を支援しながら働くことで、この状況を乗り越えています。私たちはこの状況を受け入れました。
実際、精神的な準備することは非常に難しく、ほぼ不可能です。もし、神が禁じたとしても、街が破壊され、家がなくなったというニュースが流れたら、私は極限の感情に襲われるでしょう。しかし今のところ、冷静で理性的な心を保っています。
ポクロフスクを最後に訪れたのは2024年の春でした。妻と一緒に彼女の両親を訪ねました。当時はまだ前線は遠く、街の生活は比較的落ち着いていました。確かに、街は損傷を受けていましたが、それでも馴染みのある場所を見ていると、胸が張り裂けそうでした。

「もし戻れるなら、最初に父のお墓に行きます」
ポクロフスクは、残念ながら私の人生の過去の一部となっています。妻も私も、友人たちも、もう家が残っているとは感じていません。この2年半、私たちは国内避難民として暮らし、その間に移動する生活に慣れてしまいました。
私は「家がある」という感覚を持っていません。明日どこにいるのか分からないという気持ちです。
しかし、もしポクロフスクが生き残れば... たとえ破壊されていても、それでも街が存続し、私たちが戻れるなら、まず最初に父のもとに行きます。お墓参りです。父は昨年亡くなりました。それから私たちの家へ、そしてアパートへ行きます。
「故郷にまつわる5つの言葉」
快適さ、平和、子ども時代、家族、安定。
そして、もう一つ、言葉で表せないものがあります。それは、街全体がまるでひとつの家族のようで、みんながお互いを知っているという感覚です。大都市に住んでいる今、それを特に強く感じます。しかし、残念ながらポクロフスクは私にとって過去のものとなってしまいました。
CAREウクライナチーム
CAREウクライナのチームでは、従業員の10%以上が家を失った、または家を離れることを余儀なくされています。彼らの仕事は危険を伴いますが、支援活動を続けるためにその状況を受け入れています。ウクライナの人々と地域社会は、再び立ち上がろうとする回復力があります。しかしながら、大きな課題に立ち向かうには、継続的な支援が必要となります。
どうか、ウクライナの人々が希望ある一歩、そして希望ある新しい年を踏み出せるよう、皆さまのお力添えをお願いします。
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