緊急食料支援:寒さ厳しい山岳地帯に住む難民家族の命を守りたい

寄付総額

1,455,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
143人
募集終了日
2022年1月31日

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2022年01月06日 14:12

応援メッセージ:清田明宏先生(UNRWA保健局長)より

 

こんにちは。パレスチナ子どものキャンペーン事務局です。

 

いよいよこのクラウドファンディングの挑戦も中盤に差し掛かってきました。ぜひ皆さま最後まで応援をよろしくお願いいたします!

 

本日は、当会も大変お世話になっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長の清田明宏(せいた・あきひろ)先生から応援メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。
 

 

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コロナの時代だからこそ、お互い助け合おう。
 

コロナ禍でも毎日診療に従事しているUNRWAレバノンの医療スタッフ全員に感謝状を贈った清田氏(最前列右側)

 

コロナの時代、残念ながら、まだまだ続きます。日本は厳しい水際対策をとっていますが、世界的には人の移動は止まりません。私は12月4日にカタールのドーハ経由で一時帰国しましたが、ドーハ空港での旅客の多さに驚きました。世界中、様々な人が移動を続けています。実際、私が乗った帰国便にはオミクロン株の感染者がおり、その濃厚接触者として、2週間、完全な隔離下にありました。世界的なワクチン接種の不平等が続いている中、コロナの時代は続きます。変異株も今後も発生していきます。

 

そして、このコロナ禍の中、最も苦しむのは、社会的弱者です。コロナで、仕事を失い、収入を失い、それに対する経済的援助は受けられず、困窮が続いています。レバノンに住むパレスチナ難民、その最たる状態です。もともと、政治的な理由で、レバノンのパレスチナ難民、レバノンでは生活困窮者です。CCPをはじめとする国際的NPO、UNRWAをはじめとする国連機関、それらの支援で、なんとか生活をつづけていました。それが、レバノン全体の経済危機、正確には経済崩壊で、その困窮度は最悪のレベルです。

 

「このままでは、我々はコロナで死ぬか、貧困で死ぬか、あるいはどこかへ避難しようとして(その途中で)死ぬか。」とあるパレスチナ難民が我々に伝えました。それを聞いた時、全く言葉が出ず、胸が張り裂けそうだったと、それを聞いた関係者が言っていました。レバノンの経済崩壊、凄まじいものです。通貨価値が10分の1以下になり、必須食料・医薬品の入手が困難に。電気は一日1−2時間の日もあり、石油やディーゼルが手に入らない。世界銀行は過去150年間で世界的にみても、最も厳しい経済危機の3つに入る、と指摘しました。

 

 

ガソリンスタンドの前にできた給油待ちの車両の行列(2021年9月、清田氏撮影)

 

 

我々は、この厳しい現実の前に、何ができるでしょうか?その答えが、今回のCCPの緊急食糧支援です。今回の支援の対象のパレスチナ難民が住む山岳地帯、寒さは非常に厳しいです。暖房の燃料となるディーゼルの入手が困難の中、少なくとも日々の体力を支える食糧の緊急支援、今最も大事です。食料があれば、人間なんとかなります。寒さは辛いですが、生きていけます。ぜひ、支援、よろしくお願いいたします。彼らにとってコロナ禍よりも生活禍です。「空腹で死ぬか、寒さで死ぬか、それとも…」と彼らに言わせないために、ご支援よろしくお願いします。

 

コロナ禍の今、世界中の多くの人がとても厳しい時を過ごしています。日本にいる方も同じです。ただ、コロナ禍の今、人間の素晴らしさを感じることも多くあります。今だからこそ繋がっている、感じあっている、支えあっている、そのように感じ、心が動かされたことが多くあります。コロナ禍の移動制限の中、地域のボランティアが、糖尿病等の必要な医薬品を配っていく、そのような例を多く見ました。我々は決してコロナに負けない、そのような思いを、少しでも形にすることができれば、素敵です。それが今回のCCPの緊急食糧支援です。よろしくお願いいたします。

 

(国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長/清田明宏)

 

 

レバノン南部のUNRWA診療所職員と(2021年4月撮影、清田氏提供)

 

 

 

【清田先生プロフィール】

福岡県出身。中東4か国・5地域にいる570万人のパレスチナ難民の支援と保護をする国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の保健局長を2010年から務める。UNRWA以前は世界保健機関(WHO)で結核対策等の感染症対策に従事。

 

ギフト

2,500


1/2家族サポート

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●心からの感謝のメールをお送りします。
●活動報告、会報誌サラームをお送りします。
●オンライン報告会などのイベント情報をお送りします。
●領収書(寄付金受領証明書)
※2022年​3月中旬​ごろ発行予定
※領収証の名義・発送先は、ご寄付の際に入力いただいたお届け先の宛名と住所となりますので、ご注意ください。
*税金控除の対象となります。2022年度の確定申告にご利用いただけます。
*発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

5,000


1家族サポート

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*発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

申込数
49
在庫数
制限なし
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2022年2月

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