【残り1日】レバノン現地職員・ウイサルの願い

こんばんは。パレスチナ子どものキャンペーンです。

 

クラウドファンディングもいよいよ残り1日となりました。
ネクストゴール達成まで残り約19万円、最後までどうぞ応援をよろしくお願いいたします。

 

当会では、先週・今週と寒波が襲うレバノン山間部で燃料支援を実施しました。現場で支援活動に携わった現地職員のウィサルからメッセージが届きましたので、ぜひここで紹介させてください。

 

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これまで関わってきた支援活動で、今回の山間部での燃料支援のときほど、涙が頬を伝うほどの悲しみを感じたことはありませんでした。

今月、国連によるパレスチナ人シリア難民への住宅補助金が削減されました。レバノン全体の経済危機や新型コロナウイルスの蔓延に加え、難民の人々にとってはさらなる痛手です。また、今年は中東地域を嵐が襲っており、レバノンでは雪や雨といった荒天の日が続いています。

 

支援を受け取りに来たパレスチナ人シリア難民の女性は、

「明日のことを考えることが怖い。これからさらに辛い状況が待ち受けているのではないかと考えてしまう。」

と話してくれました。

 

また、数日前に娘を亡くした別の難民女性は、

「娘は亡くなる前に食べ物を欲しいと言いました。悲しいですが、私にはお金がなく何も食べさせてあげることができませんでした。」

と話してくれました。それを聞いて、私は言葉を失ってしまいました。

 

物価の急騰により、難民家族の多くが成長期の子どもたちの食べ物を確保することに苦労しています。小さな子どもは、安価なパンを食べて何とか空腹をしのいでいます。

日本の皆さまからの温かいご支援は、子どもたちや家族にとって、少しでも空腹を満たし、安心して夜眠ることにつながります。
 

困った人がいたら、国を越えて支援の手を差し伸べてくださる、日本の皆さまにあらためて感謝申し上げます。残り1日、最後まで応援をお願いいたします。

 

レバノン事務所　ウィサル