【施設紹介】メンテナンスルームと2F観客席

 

第3弾の施設紹介で少しご紹介したメンテナンスルームですが、

実は、選手の生命線ともいえるスケート靴の調整をする大事な部屋なんです🔑

 

皆さんご存知かと思いますが、スケート靴の下にはブレードと言う金属が付いています。

ブレードの氷面に接する刃先の部分をエッジと言います。エッジ部分は、よく見るとU字型の溝がついた二枚刃になっています。

写真や目視だと判別できないくらい浅い溝なのでなかなか伝わりずらいですが…💦

 

フィギュアスケートではよく「エッジを使う」と言いますが、外側と内側のエッジを使い分けて滑ります。

エッジがすり減ってくると横滑りしやすくなるので定期的に研磨を行う必要がありますが、エッジの調子が悪くなったらこのメンテナンスルームで研磨ができるので非常に便利です。

 

また、靴を部分的に広げるためのこぶ出し器や、

一時的に靴を温め柔らかくして足に馴染みやすくするための専用オーブンもあります。

 

 

そして2階は、約300人収容の観客席になっています。

よく見るとイスが青、赤、黄・・・様々な色がランダムに配置されています。

 

これは、イスの色を変えることで、多くの「お客様」を演出しているのです！！このリンクで練習する選手たちは常に多くのお客様が観客席にいることを想定し、実践さながらの練習に励んでいます。

 

コロナ禍で思うように見学会を実施できませんが、機会がありましたらこの観客席で選手たちの練習をみていただければと思います！！