学びと表現を軸に「自分ごと」の活動の連鎖を育む実験場をつくりたい
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支援総額

1,770,000

目標金額 1,500,000円

支援者
155人
募集終了日
2024年1月8日

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2024年01月04日 22:00

応援メッセージを頂きました! ー恩師 佐藤慎也さん編ー

館長の馬渕と共同運営の大橋さんは実は、大学の研究室の先輩後輩という間柄なんです。

そして、学生時代から卒業後も私たちの永遠の指導教員であり尊敬する恩師の佐藤慎也さんから応援のメッセージを頂きました。

 

私たちが研究室に所属していた2011年の春頃、慎也さんが突然「研究室でゼミのあとお茶会をやろう」と言い出しました(ちょっと記憶がおぼろげですが)。そうして、「お茶会」と称したゼミでもない目的も分からない謎の会が頻繁に開催されました。しかも結構頻繁に。

お茶会は研究室のメンバー(研究室に所属する学生以外も誰でも自由に参加できたので、他の研究室の学生や学生に限らず外部の方が参加することも多々あった)が集まり、みんなで映画やアニメを見たりすることもあったし、最近見たアートや演劇の話をしたり、アイドルやサブカルの話をしたり、時には誰かの色恋いの話なんかもしながらゆるゆる対話をする時間でした。(なので他の研究室の学生からは、慎也研はいつも遊んでるねと揶揄されることもありました。笑)

 

雑多な話題の延長の中で、それぞれのメンバーの考え方や価値観をお互いに知り得たり、そして社会について考える時間だったんだと思います。気の合う友達や仲間とばかりつるんできた20代前半の学生だった私にとって、世代もバックボーンも価値観も微妙に違う人同士が集まって、物事の考え方の共通点や違いを面白がり尊重し合うような場だったこのお茶会は、刺激的でかつとても新鮮な時間だったと記憶しています。

 

よくよく振り返って考えてみると、コーミンカン!で毎週開催しているコモンミールもこの研究室で行われていた「お茶会」のような場を再現しているような気がしてきました。

もしかすると、慎也さんはその当時からこういった場の必要性を直感的に感じていたのかもしれません。2011年という私たちにとって忘れられないできごとがあった年だったこともあるのでしょう。曲がりなりにも建築を学んでいた私たちは、無力感を感じずにはいられませんでした。私たちにとってもっとリアルな建築って何かを考えるようになったことの延長線上で、意識的に場づくり的なことを考えるようになったんだと思います。

 

そんなお茶会での訳の分からない時間も含めて、慎也さんの元で一緒にいろんなことを考えてきました。あーでもないこーでもないと答えのあるようなないようなことを真剣にずーっと考え続けてきたあの濃密な時間があったから、今のコーミンカン!が生まれたのだと思います。

 

卒業後も変わらず、私たちの悩みや考えに耳を傾けてくださっていること、そしてご自身も実直に素晴らしい活動をされていることに尊敬の念といつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

以下、慎也さんからのメッセージです。ありがとうございます!

 

 

「(仮称)コーミンカン!」の運営を行っているふたりは、ぼくの研究室の卒業生たちです。なので、一般的にはぼくが指導教員ということになるのかもしれませんが、実はふたりから、ぼく自身が本当にいろいろなことを教わってきたのです。


先日も能登半島で大きな地震がありましたが(被災されたみなさまにはお見舞い申しあげます)、館長が研究室に所属していたときに東日本大震災と原発事故が起こりました。共同運営の大橋麻紀さんは、その震災の直後に研究室に入ってきました。

震災のあと、ふたりを含めた研究室では、そのことと、その後の社会について、いろいろと考え続ける日々を送ることとなりました。その向かうべき方向の答えは、震災より前から、館長と、その後に館長と「Jessica」という住み開きスペースをはじめた館長の同級生が持っていた考え方に、すでにあったように思います。そして、その後のJessicaの実践から、その意味を体験させてもらいました。

そして、館長と麻紀さん、さらにその後に館長たちと北千住で「Jessica2」というシェアハウスをはじめた麻紀さんの同級生も含め、館長たちの考え方には、ぼく自身も大きな影響を受け続けました。その後、その考え方は館長たちの卒業・修士論文としてかたちになり、それらは当時の研究室のプロジェクトのなかで実現していきました。


卒業後、先の「Jessica」や「Jessica2」として、館長たちの実践は続きました。

そして、館長と麻紀さんは、また北千住で新しい自分たちの場所をはじめたのです。

それが「(仮称)コーミンカン!」です。

もちろん、建築に関わる知識もあるふたりです。今回、必要とされている設備や改修項目は、ふたりの活動をさらに深化させるためには欠かせないものであるのでしょう。

ふたりが選び取った今回の選択を、ぜひ実現に向けて応援したいと思います。

 

ぼく自身、ふたりのさらに行く先を見てみたいのです。そこにどんなことが待っているのか、また体験できることを楽しみにしています。

 

佐藤 慎也さん

日本大学理工学部建築学科教授 八戸市美術館館長
専門は芸術文化施設(美術館、劇場・ホール)の建築計画・設計。

そのほか、アートプロジェクトの構造設計、ツアー型作品の制作協力、まちなか演劇作品のドラマトゥルクなど、建築にとどまらず、美術、演劇作品制作にも参加。

リターン

3,000+システム利用料


気持ちの大応援

気持ちの大応援

・お礼のメール

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

5,000+システム利用料


コーミンカン!のコモンミールへようこそ!ごはんご一緒にどうぞ権(1回)

コーミンカン!のコモンミールへようこそ!ごはんご一緒にどうぞ権(1回)

コーミンカン!のコモンミールへようこそ!ごはんご一緒にどうぞ権(1回)

水曜夜に開催している「co-me-think!」もしくは土曜朝「あさと、ごはんと、」への参加チケットです。
コーミンカン!への最初の入り口におすすめです。

【開催日程】
水曜日夜 19:30〜22:00(19:30頃からご飯の準備)
土曜日朝 7:45〜10:00(8:00頃からラジオ体操スタート)
※開催日は不定休。SNS等でお知らせします。
※有効期限:発行から6ヶ月内
※現地までの交通費などはご自身でご負担ください。
※ご参加いただけなくなった場合も返金は致しかねますのでご了承ください。


申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


気持ちの大応援

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31
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制限なし
発送完了予定月
2024年2月

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コーミンカン!のコモンミールへようこそ!ごはんご一緒にどうぞ権(1回)

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水曜夜に開催している「co-me-think!」もしくは土曜朝「あさと、ごはんと、」への参加チケットです。
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水曜日夜 19:30〜22:00(19:30頃からご飯の準備)
土曜日朝 7:45〜10:00(8:00頃からラジオ体操スタート)
※開催日は不定休。SNS等でお知らせします。
※有効期限:発行から6ヶ月内
※現地までの交通費などはご自身でご負担ください。
※ご参加いただけなくなった場合も返金は致しかねますのでご了承ください。


申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月
1 ~ 1/ 19


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